交野市倉治
「なかがわ音楽教室」です!
私は、
大人のサポートでどんな子でも「できる!」子になれる、
と断言できます。
その理由。
私の次女は
知的・発達障害があります。
知的障害は中度で、これは5歳〜7歳程度の知能です。
年齢は16歳でも実際の知能と10歳ほどの差があるということになります。この差は年齢があがるほど開いていきます。
ADHD(注意欠陥多動性障害)もあり、落ち着きがなく、絶えず身体を動かしているし、忘れ物も多い。
そして、
てんかんの持病もあります。
気持ちのコントロールがうまくできないのが発達障害のある子の特徴の一つ。
障害のある子の子育ては、想像を絶する大変さがありますが、こういった子を育てる事って、障害があろうがなかろうが、結局根底にあるものは同じだ、というところまで、私は辿り着きました。
障害の有無関係なく、どんな子も
周りの大人が手をかければ伸びるし諦めたらそれまでだ、と言う事です。
6歳前後の知能の娘が
高等支援学校に入ってから課されたものは、「そんなのうちの子には無理でしょ!」と思ってしまうものばかり。
だけど、「無理だ」と言って逃げる道はなく、
この学校に入った以上はやるしかなかったのです。
「選択肢は少ない方が人は幸せになれる」
とは、よく言ったもので、
その課題と徹底的にに向き合うしか道がなかったので、
娘の立場に立って考え、
この子がそれを成せるようになるには、どれだけのことが必要か、想像をめぐらせながらサポートしてました。
健常者なら教わらなくともできることが、障害のある子は同じことを何度も繰り返して覚えたり、どこまでも掘り下げてわかりやすく説明する必要があります。
それができるのは学校の先生ではなく、私しかいませんでした。
支援学校はそれだけ、保護者のサポートが必要なところ。
でも、
そのおかげで、娘は、今まで経験したことのない事を一人で達成することができ、本人にとっても自信に繋がっていました。
この地域の方にわかりやすく駅名も出しますが、6歳の子に、「門真市駅まで一人で行って帰ってこいっ」ていってるような課題です。
絶対練習必要ですよね?
そこへADHDという、物忘れが激しい障害もあるんだからそりゃ大変なのはわかっていただけるでしょうか
前のブログの「生徒さんのことを一番わかっているのはお母さん」と書いた理由はこれです。
「無理」を「可能」にできる力がお母さんにはあるんです。
私がどんなに頑張っても、実のお母さんには敵いません。
子どもの立場になって考え、想像する。
ピアノの練習だって
「どうせうちの子はやらないから」
「やらないならやめちゃえばいいのに」
って思いながら声かけをしてもうまくはいきません。
「練習しなさい」
を
「5分しかしたらだめよ!5分たったらやめて!」と言うと、
「はぁ!?」
となって、笑ってピアノに向かうとか、
いろんなことを発信してくださってるピアノ教室のブログやSNSもありますが、
検索ばかりをするより、
「この子を変えれるのは私だけ!」と、お母さんが自信を持ってください。
そうすることでアイデアが生まれ、
必ず子どもは成長します
今日も読んでくださりありがとうございました!
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