フェンダージャパン Gシリアル ジャズベースの改造 | ~現役 フォーカルジストニアのベーシスト~

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フォーカルジストニアを患いながらも、現役でプロ活動をする『原田兄弟=原田賢扶(ケンスケ)』のブログです。



前回、ペグをリバース仕様のFenderに換えて、それだけでも音が変わりました。

重心が低くなって、軽さが少なくなった。



そして、本命の回路&コンデンサーが届いたので、どこまで変化するのか!

ノブも小さかったので、モントルーのVintageタイプに。

変更したパーツはこちら。

①Fender Pure Vintage Tuning Machines

②MONTREUX JB Knob inch

Vintage Cornell Grey Tiger 最強 Jazz Bass アッセンブリ/ビンテージ Cornell Grey Tiger
フェンダージャパンの、しかもバスウッドボディのジャズベなので、どうしても低音が足りない感じはしてました。

音色自体は、ガッツもあり、バキッと鳴らせる良い個体だと思ったので、それこそパーツを換えたらグレードアップするのではないか?・・・と。


弦は伊藤広規さんに倣い、このベースもダダリオのヘビーゲージ。

幸い、ネックも大丈夫でした。

フジゲン、凄いなぁ…


コンデンサーは垂涎物の、ビンテージを。

Cornel Grey Tigerは、生産数も少なく貴重らしい。

福岡のビンテージコンデンサー専門店「パルスコミューン」の宇野栄一さんに組んでもらいました。

とても人が良くて、丁寧な人なんだろうなと思った。

回路図の紙に、ハンダ付け用の、ビンテージハンダがセロテープで付けられてるのを見た時、なんかほっこりしましたわ。

そして、この人の知識が半端じゃない!

勉強になります。



そして、生まれて初めて、回路を換えました。


コンデンサーにも匂いがあって、このWaxタイプは、古い工業製品っぽい。

これは嗅がなければ分からない!(笑)

ビンテージの楽器も、最初は独特の穏やかな匂いがあります。

歴史を感じると言うか。


さて、肝心の音ですが、Normal、ペグだけ変更、回路も変更、の3つを録りました。

面白い位に、重心がどんどん下がって行く!

正に、Vintageサウンドに近くなって行く。

しかし、Highが無くなる訳じゃなく、情報量も多い!

反応も早い気がする。

スラブだし、ややダークな感じは1962年モデルに相応しい。

という訳で、こちらにデータをアップしてあるので、聴き比べてみて下さい。

音が良くなると、上達も速くなると思います。

何より、気分が良い!