フェンダージャパン Gシリアル ジャズベース 改造の始まり | ~現役 フォーカルジストニアのベーシスト~

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フォーカルジストニアを患いながらも、現役でプロ活動をする『原田兄弟=原田賢扶(ケンスケ)』のブログです。


G Serialだと、'87〜'88製だが、ネックには'90 2/6と書いてある。

伊藤広規さんに倣い、4弦のFenderにはダダリオのニッケル弦、ヘビーゲージ(.55〜.110)を張っているが、このネックも大丈夫。

当時のフジゲンは、良い材料を持っていたのだろう。

今もそうだと思いますが。

兎に角、固いメイプルは安心出来ます。

カスタムショップ('64モデル)の柾目ネックなんか、いくらトラスロッド締めても落ち着かなかったなぁ。

ヘビーゲージを張ったら、負けっぱなしでした🤫

このベースは、フレットの擦り合わせをすれば、もう少し弦高を下げられる。

今は少々高くしないとハイポジでビビってしまう。

メンテに出すまでの辛抱。

で、どこを改造するかと言うと、

ペグ、ノブ、回路!

回路はまだ届いていないので、後ほど。

このモデルは、バスウッドボディなので、廉価版です。

ペグが順巻きのスタンダードなやつ。


殆どのジャズベモデルが、こういうペグの様な気がする。

しかし、1962年モデルを謳うからには、リバースタイプ(逆巻き)じゃないと!

形も違うしね。

それに、この順巻きペグは、少々チューニング精度が甘い。


Vintageの逆巻きに慣れてしまった身体は、リバースタイプを心の何処かで欲するのだった。

んで、GHOTO製よりも、やっぱり本家Fenderが良いので、Fender製のリバースタイプに換装。

めちゃくちゃしっくり来る!

細身でスタイリッシュ。

操作性も抜群。

チューニング精度も高い。

60年前に考案されたパーツなのに、ここまで微調整が効くとは、なんて優れ物なんだ…

そして、ほのかな期待をしていたのが・・・


ペグを換えたら、サウンドにどんな影響があるのか??


これは、驚く事に、音の重心が下がって、プル時の痛いHighが減った!

もしかしたら、元のペグより重いのか?

兎に角、ドンッて鳴るようになった。

換える前と、換えた後のサウンドをRECしてあるので、回路が届いたら、まとめて記事にしてアップします(ノブも、この時点で交換します)。


ピックアップは、これはこれでバキッと言うので、しばらく様子を見ます。

ちなみに、ネック裏は艶々で、恐らくポリ塗装だから経年変化しないと見て、ヤスリでトップを剥がしました。

絶対、こっちの方がグリップが良い!

下の艶々してる所が、元の塗装。

さて、回路(ビンテージ コンデンサーを搭載)も換えたら、何処までVintageに近づけるのか!

楽しみであります。