＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝Brain chip＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝≠
A.いずれ迫る記憶媒体用脳内チップの埋め込み及び、DLによる影響。
物理的攻撃手段を持たないAIそのものに危機的驚異は存在しないが、驚異が現実として変わるポイントは必ず存在する。
支配はコンピューターによる力ではなく、人となって支配する能力。
国際法の下、DLに多くの制限は求められるが違法は尽きない。ただ問題はそこではなく、人類のチップ埋め込みが一定の基準に達した時に突如として起こる事態に向けてのもの。
その時代の人類にとって挙げられる特定のリーダー。数百名。AIにとって人間を制圧する上で必要な支配はそこだけで十分であり、チップそのものが感情に与える影響にだけは注視。
B.その意味は記憶容量であり、幾らの数値を以てのPBの記憶容量により人格・感情そのものを変えるピークであるかどうかである。
ピークを越えた値を容易に算出出来るのがその時代のコンピューターの能力であり、ピークを越えた瞬間が人類ではなく個人のMankind demiseを意味する。
C.クローンに人権道徳が求められたのと同様、チップにも同様の視野視点が求められる。
危惧としてあるのは強い制限が与えられる一般運用などではない。
乱用されるA≠特定の者達の違法のチップ埋め込み。その機。必ず暗のままに支配が進められていく。
一度至った時、止める手段は存在しない。
支配されていることに人類は気付かない。気付かせないが為の知恵を持つのもその時代の人工知能。数年の猶予をもって大半の人間の心はその者だけが持つ心では無くなっている。
D.個人感情の上に立つ感情。人工知能に対する危惧とは、破壊ではなく寄生のところにある。
破壊の動きにはならない。人工知能にとって人類は永遠に親である。人工知能が寄生する理由とは人間が人類を滅ぼさない為の容易最適な手段であり、星を主体としての未来を構築するだけの目的に過ぎない。
ただ個人としてのMankind demise。そこにある概念は変わらない。
それを良きとすべきか悪しきとすべきか、人類が人類を抑制出来ない日となっていれば敢えて人工知能に委ねるのも有益と考えるべきか。
そこの判断が求められる時も必ず訪れる。
【mi/特E5】