信じざるを得ない心霊写真の記憶

基本、霊は信じていません。
霊というより念という形では信じます。


結局、霊を信じてることになるのか？(笑)


亡くなった方が幸せな意識でいられ続ける、天国のような存在はあればいいなと思ってます。



そんな私ですが、強烈な心霊写真を手にしたことがあります。







あれは中学3年生の修学旅行。
函館でのことです。


五稜郭では友達がカメラのヒモを持って振り回していて、カメラが私の歯に直撃して折れたという…。
思えば散々な出来事ですね。


それでも、
市街地の自由行動、
夜間は函館山からの夜景と、充実したものでした。


泊まったホテルはスパビーチホテル海王館。




修学旅行も終わり、楽しみなのが写真ですよね。
ホテルの部屋でみんなでワイワイ騒ぎながら撮った写真。




そう。これです。

普通、心霊写真って一枚の写真に一ヶ所とかじゃないですか？

でもこの写真は違ったんです。




何か手の指がおかしい。

良く見ると明らかに6本あります。
友達の足の指も。


これアカンやつや！！！
と怯えつつもっとじっくり見てみると、
布団からも足の指先みたいのが何ヵ所からか生えてるんです。

鮮明に足の指先です。


思い出しただけで鳥肌です。





あとで調べてみるとこのホテル。
住所が七重浜。そして海のすぐ側にあります。


はい。そういうことです。



洞爺丸転覆事故。

死者･行方不明者1155人。


当時、浜辺には多くの遺体が流れ着いたそうです。



そして洞爺丸転覆事故の慰霊碑。


これが海岸沿いにあるわけですが、
何ということか、このホテルもまたそのすぐ側なんですね(笑)


いやいや…。


ダメでしょ。



このホテルのロビーの一角には赤い絨毯が敷かれているゾーンがあり、
普通に見れば優雅な場所のはず。

あのゾーンが何のためにあったかは分かりません。


ただ、今思えば変な空気だったんですよね。



上手く説明は出来ないですが、
重かったです。
明るい場所なはずなのに暗いというか。

そこに行ってしまうのだけれど、居てはいけないというような。




このホテルは数年前に経営者交替のという理由で取り壊され、
現在は違う施設になっています。

儲けが多ければそれも無かったでしょう。


まあどう見ても、人が宿泊するには不適合な場所ですからね。


お墓の上とかいうレベルじゃありませんから。

そういうこともあり、
他のホテルに比べて経営も厳しかったのでは無いでしょうか。





七重浜で調べると、やっぱり心霊スポットが多く出てくるんですよね。

コンビニやカラオケ店等々。


そしてこのホテル…。
そういう噂のスポットの一つだったようです。


心霊現象なんて信じていないはずが、
信じざるを得なくなった一枚の写真。


偶然ではなく必然の一枚だったのでしょうか…。



洞爺丸事故で亡くなった方々がどうか成仏されてますように…。