人の感情は季節と一緒で
絶えず変化するものだ。
確かなものなどなにもない。
真実なんて、見えやしない。
正誤の判断なんて
後にならなきゃ分からない。
今見ているものも
すべて嘘なのかもしれない。
どうせ飽きるから
傷つけないように。
どうせ移るから
波風立てないように。
それならば
たとえ一瞬でも
互いがいい思いをできるのであれば
そっちの方がいいのかもしれない。
余計な心配だとか
嫉妬だとかに悩まされるより
よっぽど楽だろう。
それは虚しいこと?
冷め切ってるのかな。
温かいスープより
冷めたスープに温もりを感じるのは
五感が麻痺してるからだろうか。
人肌くらいの愛情って
簡単なようで難しい。
春がきたら夏になり
夏から秋へ
そして冬へ。
冬が終われば
また春になる。
新しくなったように思えても
結局繰り返し。
繰り返さないためには
はじめから種は蒔かないこと。
そうすれば
根が張ることも
花が咲くこともないから。
ただ風は吹くから
流れに身をまかせるだけ。
そうして季節の変化にも
さらりと身をかわす。
冷めたスープは
なかなか温まらないようだ。
雪の結晶が
キラキラしているよ。
そんな雪の日。
あなたには
何が見えてますか?