〈All or Nothingの精神〉
好きな人か、その他の人か。
全てを把握したいと思える人か、その他の人か。
かなりの極端思考を持ち合わせるのが蠍座です。
好きになったらとことんどこまでも超一途。
熱しづらく冷めにくいのが特徴でしょう。
元々「物事の真意」を深く洞察することが得意な蠍座は恋愛においても大変疑ぐり深いです。
アピールを受けても「遊びでは?」とまず信じませんし、プレゼントや褒め言葉も「裏があるのでは?」と真っ向から裏の裏まで読もうと疑いの目を向けてきます。
一目惚れ……まずありえません!
相手を「信用」するまで、ある程度時間を要すでしょう。
そして更に、その上で「好き」と認定する。
金星蠍座との恋愛はじっくり丁寧に、がポイントです。
〈愛憎という言葉がぴったり〉
相手を信じ愛した後は、大変一途な蠍座。
この人と決めたら全身全霊で接してきます。
故に、相手の裏切りは絶対に許せないでしょう。
裏切りに対する反応は「冷める」「呆れる」「怒る」「悲しむ」…様々ですが、蠍座の場合は「憎悪」です。
お付き合いがこじれた時、すんなり破局に繋がればむしろ良いほう。
蠍座は愛が深い分、相手を憎む思いもひとしお。やる時は徹底的に「許す」という概念は無いと思った方がよい。
まさに愛と憎しみは裏返しと言えます。
それもこれも、相手を心から愛しているがため。
独占欲もかなり強いです。
金星蠍座は「束縛させてあげる」くらいの度量があると 安心してくれます。
〈来世をも誓える情熱を秘める〉
12星座の中で一番の情熱を秘めるのが蠍座。
身も心も全てを捧げる熱い愛を持っていますが、それを表に押し出して熱烈に想いを表現することは少ないかもしれません。
女性宮で不動宮の蠍座は、内側にその熱を溜め込むのです。
ベタベタ甘いスキンシップもそこまで得意ではありません。
精神域で唯一無二の存在同士として繋がりたい、蠍座にはそういった類の見えづらい欲求があります。
金星蠍座が結婚を決める時、生涯をかけて相手を愛し愛される関係を望みます。
周りの異性は目に入ってきません。
浮気はまずしないでしょう。
自らも 相手にも、清廉潔白な愛を求めます。
〈結論;添い遂げるなら骨を埋める覚悟で〉
蠍座が重いと言われる所以、好きになったらまっしぐらで他の人はどうでもいいとすら思うほど 愛した人を大切に慈しむのです。
好きになった人が金星蠍座であれば 深く溺愛される事を覚悟しなくてはなりません。
そして金星蠍座は、自らもそれを望みます。
ですのであなたも 相手を本気で愛してあげる必要があります。
これが叶えば、相思相愛です。
金星蠍座は一時的ではなく、一生をかけてきちんと愛してくれます。
金星蠍座と付き合うコツ✨
① 駆け引きはいらない、愛情表現を隠さない
(恋の駆け引きをするくらいなら 素直な愛をどんどん見せましょう。あなたのことをより信用してくれます)
②いつまでも異性として接する
(蠍座は一途にずっと愛してくれる…つまりはいつまでも男女の仲を望みます。気の抜きすぎはご法度です)
③疑われたら最後と思え
(少しでも怪しいと思われたら徹底的にその原因を探りにかかるでしょう。間違えであればよいですがもし確信犯であれば…結果は言うまでもありません)