




「この者。まとめが上手いの~」
そして笑顔で私に向かって
「そう思わんか?」
「ですよね、師匠。Rinaoさんはさすがですね。ユーモアもちゃーんとありますよ。フッ…ここのやり取り載せられてますよ。ほら、ここ。師匠が私を”ぞんざい者”扱いしたとこですよー」
「その通りじゃろが。お前はいつでも変わらんのう~」
…………だ、そうです…。
私と師匠は、森での生活の時(マーリンとして生きた時代から500年くらいたった頃のヨーロッパ時代のようです)も、ずっとこんな感じで淡々と笑い、語り合いながら森で暮らしたようです。
Rinaoさんの敬意と誠意に、感謝します。
師匠は「ありがとう」と言って喜んでいます。
「ふむ。なるほど。いつまでもいかついガンコ爺さんみたいなイメージ持たれてるのが嫌になったんですね、要するに…」
というと、一言。
「ま、そういう事じゃ」
ふっ…この経緯は、そんな理由からってのもあったんかいっ…と、ちょっと昔の弟子としてツッコミました。










─── 22:30~
宣言文は三回ほど読み上げました。
(ちなみに終了宣言は忘れてカックリ寝入ってしまいました)
直後、部屋が凄く明るくなり始め、次に、目を閉じていると、滝のように流れ込ん
でくるものすごくパワフルなエネルギーが…。
流れ込むというより、もう注ぎ込まれているに近いパワフルさで左斜め上の方から斜めに頭上から射し込む光のように「光の滝」となって左頭頂部から流れ込んできました。
まるで水道水を流し込まれているような勢いと力強さで、次から次へと流れ込んでくる光のエネルギー。
体中が左側から「内側から金色に光り輝く」ような感覚、そしてヴィジョン。それはまさに「う、眩しい!」という言葉がピッタリなほどでした。
何というか、今までにない迫力と光(テカリ)具合で、「金ぴか」に光っている!!という言葉がピッタリでした。てっかてっかに光っている新品の超合金の光のような…(;・∀・)
ピカピカの一年生状態になって、てかぴか光に満ちて輝いている自分を感じ、思わず…「ぷっ!」と、吹き出し、笑ってしまいました。
まさか、このアチューメントで吹き出し笑いするとは、夢にも思いませんでした。
すると、その時、灰色が少し混じったほぼ白髪長髪頭のおじいちゃんの、くすっと笑っている顔が視え、なぜかその途端、何でか意味も分からず、とにかく!おかしいー!!と、くすくす一人で笑い始めるという怪しすぎる状態!!
自分のことが非常にこわーい!と、思いました( ̄▽ ̄;)
そのおじいちゃんが、すう―っと近づいてきて、ドアップの笑顔で二カニカわらっていました。
斜め左前から近づいて、拳二個分ほど離れたところで、私の顔を覗き込んで、じーっと見ながら、ずーっと無言でニカニカ笑っているのです!
私はそのおじいちゃんのドアップ顔を間近に見て、目を合わせ…とにかく、何だかすごくおかしくて、一人で部屋で笑っていました。
怖い…自分が……とだいぶ思っていたのを覚えています。(部屋で一人でこんな風に笑ってる人がいたらかなり怖いだろうと思います~)
「お、おじいちゃんは、もしかして…もしかして、マーリン?」(つい呼び捨てに…)
という思いを、本人に飛ばしてみたのですが、それに対する返事はなく、左斜め前からのぞき込むように顔を近づけ、とにかく無言で何も言わずに、ニ─ッ…と、笑いかけてくるばかりなのです。
「なな、何なんだあー?」と面食らったまま、とりあえず引きつった愛想笑いを浮かべて、「ええ~!?…ど、どないしたらええねーん!?」と思っていると、
謎の笑うおじいちゃんは唐突に、すうーっと静かに消えるように後ろに下がり(この時、ようやく全身が見えたのですが、手を後ろ手に組んでました)、うすくらがりに消えていきました。
何となく時間を見たら…
─── 22:44
…………でした。
つまり、10分以上もそうしてお互いに目を見合わせてに―っ、くすくすと笑い合っていたことに…(;´▽`A``
時間がゾロ目なのは、偶然ではなく、おじいちゃんのユーモアの成せる技のような気もします。
いまだかつて、こんな変なアチューメントがあったでしょうか!!
もういつもとあまりにも違うアチューメントの始まりに、ただただ戸惑うばかりでした。
ついに、《マーリン喋る!》
しかし、去って行ったという事は…
「ええー?あれ~、もうアチューメント終わりですかー?突然現れ、笑ってただけでおしまいかーい?」と思ったのですが、
その時、おじいちゃんの声が聞こえました。
(まだいました…(;´▽`A``)
* * *
よいよい。そのまま、そのまま。
力(エネルギー)はもう渡したよ。
活用しなさい。
(え?いつの間に?!と思いました)
ちょっと補修、修復(修正とも聞こえる)しといたよ。
それだけで済んだよ。
特に何もしとらんが、したと言えばした。
活性化しといたから、使いなさい。
使えるよ。
額の目を開いてオープンになり、
自分を内側から外へ出しなさい。
そうしてそのまま、内側に。
つまりはそれ。
表になり、裏になり、
表でありながら裏である事。
よいよい。
頭を使って考えるな。
おまえはすぐに頭を使おうとするが、
(すぐに疑って本当かーと考えたり、吟味したりする癖があるのです)
どうせ無駄じゃ。
* * *
「え!?」…と、思わずそれを聴いて「ぶっ!!」と吹き出してしまいました。
「マジかよ、超失敬な事言われとる気がするけどー!?」とブツッと呟いてしまいました。
すると、ずっと手を後ろ手に組んでいるおじいちゃんはおかしそうにニッと笑い、なんと、こう言いました。
「マジじゃ」
「でぇー!?今、何言うたあー?これマジ?ホントにちゃんとアチューメント受けとれてる?なんかおかしいよ!こんなアチューメント、今まで一回もないよー。ホントに大丈夫、私ー??」
…………と思っている間にも、おじいちゃんは容赦なく言いました。
* * *
おまえはどうせ頭は使えん
(かなり失敬です!)
使っても無駄じゃ。
ムダムダ。
無駄はするな。
省け。
おまえの言う通りにせい。
おまえはいつも、無駄は省けというとるな。
その通り。省け。
だから頭使うな。ムダ。
(ムダムダ言うなー。と思うも、おじいちゃん、ずっと手を後ろに組んだまま笑って立っているばかり)
は―っは、ムダムダ。
ムダはいらーん。
好きなようにやると良い。
* * *
このアチューメント、何なんだあー!?と思っていると、
ここで少し、おじいちゃんが笑顔で溜め息つくように肩で大きく息をつきました。
* * *
やれやれ、お前は手がかかる弟子だ。
(は?弟子…?と思うも、私の事かどうか不明で、そのままスルーしました)
そろそろ一人でやりなさい。
潮時じゃ。
(ん?何が?と思うも、とりあえず今はスルー)
やれやれ…。
(なんか溜め息つかれた!ヤダ、何!?と思いました…)
やれやれ~。
面倒。手間。世話がかかる。
(ん?世話が「やける」では?と言葉の違いをついツッコんでしまうと)
かまわん。一緒。
(と、一括スルーされました)
自信持ちなさい。それだけ。
おまえに足りないもの、足りない事、やれる事、たった一つ。
自信を持ちなさい。
大丈夫だから、自分を信じて自信を持て。
おまえは大丈夫。
わしが保証する。
それ(自信)を持ったとて、謙虚さは損なわれん。
大丈夫。
心配なく、自信もってやればよい。
寂しくなったり、心細くなったり、
何かが足りなくなったら呼べ。
すぐ来る。すぐに、来る。
すぐだ。
だから呼びなさい。
昔、お前に足りないものは、
笑うこと・ユーモアだった。
今はそれがある。
余りあるほどある。
大儀であったな。
よくやった。
一人でコツコツ、それを成し得た。
(ちょっとここで、涙が出そうになりました。何だか、長い長ーい旅が終わったような気分になったのです)
やり遂げた自己を褒め称えよ。
おまえは見事、
自己に足りぬものを成し得た。
ユーモアを持って
幅広い視点でやりなさい。
わしが言うたことを、
素直に受け止め、
やり遂げ、得た。
やることはもうないよ。
あとはひたすら極めるだけ。
大人しゅうやれ。派手にやりすぎるな。
おまえは結構、派手なエネルギーを持っている。
(自分はどうーも地味だと思っていたので、この言葉は意外すぎる~と思いました)
(本能的に)それを知っているゆえに、
おまえは己を恐れた。
今、それはもう充分、制御できるものになり得た。
最初は慎重、そうそう、それそれ。
(何?最初は慎重にやり始める私のこの癖のことを言ってるのかな?と思ったら返ってきた返事)
それで良いのかと(おまえは)いつも悩んでおったが、
それで良いのだ。
それこそが、おまえが自力で得たパワーの制御法。
そのまま、そのまま。
なるようになるが、なさねば全ては
なるようにすらならん。
己の力を過信せず、
しかし、小さくなる事なく、
大きく、しかし、
派手すぎずにやりなさい。
全ては上手くいく。
おまえが頭を使いすぎなければな。
本能で行け。今まで通り。
どうぜおまえに理性は無駄じゃ。
(もう、どんないわれよう…とガックリきました)
怒る時には怒るじゃろ。
どうせ派手に。
ならば、始めから怒っとけ。
その方がよいぞ。
溜めて怒ると、おまえは危ない。
自分でよく分かっておるな。
それで良い。
ほぅらな、何もせんでも、
おまえは自然に考えて動いとる。
だから、意識してあえて考えようとせぬで良い。
無駄に頭を使うな、それの意味が分かったか。
ムダムダ、その意味が分かったか。
では──
私は去る。
いつでも使いなさい。
私が渡したものを。
(え?私、何か受け取りましたか?と思うも、とりあえずおじいちゃんに意識集中)
うまく、上手に。
優しく、かつパワフルに。
そして、確実なものとして活用せよ。
いつかまた、時が来れば会える時に、会おう。
さらば。見送りは良い良い。
(笑顔で軽く追い払うように手を振られる)
* * *
ふふふっと笑うような顔を最後に、相変わらず後ろ手に手を組んだまま、すうーっと消えるように薄闇に紛れて消えていきました。
─── 23:06
「えーっと…何この、冗談みたいなアチューメント。え、終わり?えー…いや、もっと重厚な、威厳漂うマーリンのエネルギーを想像していたのだけど…これで、ええん??」
…………と、終始唖然としたままアチューメントは終了しました。
《おわりに。》
私にとって、マジックオブマーリンは、
とてつもなく面白い、しかし、ものすごいパワフルなパワーをさりげなく隠し持った…すごいおじいちゃんが、見知った一人の人間を面白そうにからかって去って行った、
という感じの…
それでいて気づかないうちに、わたしが「なな、何だなんだ」とオロオロしている間に、何かエネルギー的修復を行いながらさらに何かの活性化を行ってくるという、とんでもなく力ある治療を受けたという感じの、
超不思議なアチューメントでありました。
しかし、このアチューメントでおじいちゃん(マーリン??やっぱりマーリン?)が私の何を修復していってくれたのか、何を渡していってくれたのか、それは全く分からずじまいで、とにかく謎過ぎる、なのに、パワフルすぎる、でもおかしすぎる、不思議なアチューメントとなりました。
多分、何かすごい働きかけをしてくれたの…でしょう…( ̄▽ ̄;)
その直後、急に、とにかく眠くなってきて、カクン…と、この後すぐに寝ました。
ちなみに、寝るちょっと前にごろんとその場に横になってボーっとしていたのですが、そのままうとうとしていた時、とにかく左半身と左足の膝から下が、じんじん熱く、ドックンドックン気と血が流されている感じがありました。
気づいたら眠っていて、ハッと目を覚ましたら「23:22」になっていました。
そのまま、翌朝までぐっすり眠りました。












それでは今日もありがとう
今宵も素敵な夢旅路を
Luv...
