こんなにも暖かな空なのに あたしの見ている空わ どんより曇り空。
今にも泣き出しそうぢゃない。
そっか。あたしの心が泣いているのね。
あたしが創り上げたこの世界。色付けするのわ全てあたし次第なんだ。
心を青空に。 心に平和を。
まず、あたしが平和であることから始めるの。
一人一人の心に平和が訪れる。
そしたらね 自分の周りも自然と平和になるんだ。
一人一人の小さな光が 大きな光に。
ほら、憂鬱な雨の日でも、あなたにわ輝く太陽がみえるはず。


山も 海も 空も 地球も 宇宙も。
優しくて 健気で 純粋な 彼ら。
ここに在るもの全てに恋しちゃうようね…。
海を見る。 どこまでも続く 広い水平線を 包み込む様な空。
そんな光景の中にいるとね、心が広がってくの。
あたしの中に宇宙を感じる瞬間。
ひとつになった感覚に安心を覚える。
それわ、とてつもなく 大きな大きな安らぎの時…。

揺らぐ海面に心をのせ、空を見るの。
暖かいね。優しいね。 地球さんに抱っこされてるね。
お母さんに守られてる赤ちゃんってこんなにも心地良いんだね。
そしてあたしわ 風になり 大気となり…
今度わあたしが大気になり地球さんを抱っこするの。
全てが共鳴し、全ての音が子守唄へと変わる。
宇宙に揺らぐ青い星。
あなたもまた、母なる愛を感じているのかしら。

宇宙わ 愛わ あたしたち を 信じてるの。
宇宙を 愛を あたしたち わ 信じるの。
そう、ただただ 信じて 委ねるだけ…。
宇宙にわ愛がいっぱい。
そして あたしたちひとりひとりもまた 愛そのものだと気付く。
ガラスの海の向こうには 広がりゆく銀河
地球という名の船の 誰もが旅人
ひとつしかない 私たちの星を 守りたい
朝日が水平線から 光の矢を放ち 二人を包んでゆくの
瑠璃色の地球
瑠璃色の地球 / 松田聖子