11月11日/20日目~Continuation~
2週間前の土曜日
超高速台風とともに上京した母が実家へ戻り
それから今日までの10日間
仕事→採卵(×)→緊急事態(!)と、いろいろあった。
その件をまとめるかどうかは別にして
ゆうべから、我が家の愛犬Lがいない。
今年5歳になってしまった彼女を
交配のため昨日、地方へ預けたからだ。
置いてきた瞬間から、すごく寂しくなった。
初めて訪れた土地の初めて会った人の家で
私を探して車道へ飛び出したり
迷子になったりしないかと、心配でたまらない。
自分の妊娠がままならないから
せめて、Lに子犬を産んで欲しいと
今思えば、それは正しい判断なのかどうか...。
去年から心の奥で、ずっとせめぎあってきた問題だ。
と同時に、ケータイのシステムが変わる前に
機種変しようと思っていたのに
もう、今日1日しかなくなってしまったのに気づき
夜中からケータイの写メをPCに取り込み始めた。
だから、こんな時間まで起きている。
今のケータイは4年前、YOの入院中に買った。
それまでのものにカメラがついていなかったから
ふたりで同じものを持った。
私はとにかく管理が悪く、写真もメールも満杯になったけど
赤外線もSDカードもついてないから
手作業でPCに転送していた。
その作業に嫌気がさした頃
「通話料を安く、本体を高く」という話が出て
ついに買い換えの時期が来た...と思ったわけ。
雨だからではなく、Lがいないせいか
あまりにも静か過ぎるので
先に寝てしまったYOを起こさないように
ヘッドフォンをして、こんな夜にぴったりな
“TIMBUCK3”を聴きながら
黙々とケータイの写真をメールに添付し
PCのフォルダへ、年月ごとにファイルしていった。
やがて、段々と日付けが旧くなっていくうちに
いろんな想いが押し寄せてきた。
そこには、私たちの3年間の幸せが詰まっていた。
入院中のYO、退院してからのYO。
闘病中も彼は気丈だったけれど
今、写真を見ると“目元”が違っていた。
子犬だったLは、瞳も毛もピカピカに輝いていた。
そして私は...
つい2年半前、治療を始める以前の私は
今よりも15歳以上若く見え、無邪気な笑顔を見せていた。
「子供が欲しい」と思うまでの私たちは
こんなに幸せだったんだ...。
子供がいなくても、YOとLにたくさんんの愛をもらって
私は十分幸せなんじゃないの?
気がつくといつのまにか終わっていた今年の夏以来
私の胸には、治療をやめようかという気持ちが芽生えている。
写真を撮ることも少なくなり
映画を観ることも、音楽を聴くことも
楽しむことができなくなっていた...。
気がつくと、久々に涙がボロボロ溢れていた。
CDをエイミー・マンに替えていたからだ。
そして、曲はやっぱり“Save Me”だった。
いちばん辛かった3~4年前、いちばん聴いていた曲。
私の琴線にもっとも触れる歌。
そしてやっぱり、続くスーパートランプの
素っ頓狂な歌で我に返った。
そうして思った。
こうやって整理すれば、このケータイまだ使えるんじゃない?
こないだまで、ポイントを使って
私だけ機種変しようと思ってたけど
駆け込みはやーめた。
それから、もし、Lの交配がうまくいかなかったら
年末は3人で“ペットと泊まれる温泉”に行こう。
昨日、新幹線の中でも静かにしていてくれたし。
もしうまくいってくれれば、年末年始は
彼女の“子育て”のお手伝いで忙しくなるし。
帝王切開すれば、まだ産ませられると考えてたけど
それも、もうこれで終わりにしよう。
自分のことは、今はまだ結論出せないけれど...。
超高速台風とともに上京した母が実家へ戻り
それから今日までの10日間
仕事→採卵(×)→緊急事態(!)と、いろいろあった。
その件をまとめるかどうかは別にして
ゆうべから、我が家の愛犬Lがいない。
今年5歳になってしまった彼女を
交配のため昨日、地方へ預けたからだ。
置いてきた瞬間から、すごく寂しくなった。
初めて訪れた土地の初めて会った人の家で
私を探して車道へ飛び出したり
迷子になったりしないかと、心配でたまらない。
自分の妊娠がままならないから
せめて、Lに子犬を産んで欲しいと
今思えば、それは正しい判断なのかどうか...。
去年から心の奥で、ずっとせめぎあってきた問題だ。
と同時に、ケータイのシステムが変わる前に
機種変しようと思っていたのに
もう、今日1日しかなくなってしまったのに気づき
夜中からケータイの写メをPCに取り込み始めた。
だから、こんな時間まで起きている。
今のケータイは4年前、YOの入院中に買った。
それまでのものにカメラがついていなかったから
ふたりで同じものを持った。
私はとにかく管理が悪く、写真もメールも満杯になったけど
赤外線もSDカードもついてないから
手作業でPCに転送していた。
その作業に嫌気がさした頃
「通話料を安く、本体を高く」という話が出て
ついに買い換えの時期が来た...と思ったわけ。
雨だからではなく、Lがいないせいか
あまりにも静か過ぎるので
先に寝てしまったYOを起こさないように
ヘッドフォンをして、こんな夜にぴったりな
“TIMBUCK3”を聴きながら
黙々とケータイの写真をメールに添付し
PCのフォルダへ、年月ごとにファイルしていった。
やがて、段々と日付けが旧くなっていくうちに
いろんな想いが押し寄せてきた。
そこには、私たちの3年間の幸せが詰まっていた。
入院中のYO、退院してからのYO。
闘病中も彼は気丈だったけれど
今、写真を見ると“目元”が違っていた。
子犬だったLは、瞳も毛もピカピカに輝いていた。
そして私は...
つい2年半前、治療を始める以前の私は
今よりも15歳以上若く見え、無邪気な笑顔を見せていた。
「子供が欲しい」と思うまでの私たちは
こんなに幸せだったんだ...。
子供がいなくても、YOとLにたくさんんの愛をもらって
私は十分幸せなんじゃないの?
気がつくといつのまにか終わっていた今年の夏以来
私の胸には、治療をやめようかという気持ちが芽生えている。
写真を撮ることも少なくなり
映画を観ることも、音楽を聴くことも
楽しむことができなくなっていた...。
気がつくと、久々に涙がボロボロ溢れていた。
CDをエイミー・マンに替えていたからだ。
そして、曲はやっぱり“Save Me”だった。
いちばん辛かった3~4年前、いちばん聴いていた曲。
私の琴線にもっとも触れる歌。
そしてやっぱり、続くスーパートランプの
素っ頓狂な歌で我に返った。
そうして思った。
こうやって整理すれば、このケータイまだ使えるんじゃない?
こないだまで、ポイントを使って
私だけ機種変しようと思ってたけど
駆け込みはやーめた。
それから、もし、Lの交配がうまくいかなかったら
年末は3人で“ペットと泊まれる温泉”に行こう。
昨日、新幹線の中でも静かにしていてくれたし。
もしうまくいってくれれば、年末年始は
彼女の“子育て”のお手伝いで忙しくなるし。
帝王切開すれば、まだ産ませられると考えてたけど
それも、もうこれで終わりにしよう。
自分のことは、今はまだ結論出せないけれど...。