雨が激しく降る夜に
いつもみたいに
憂いてみても
延々と続く道
恐ろしいほどのこの遠距離は
変わることはないんだろう
希望が持てないから
口にも出せずに
結局は
殺してしまうしかないんだよ
彷徨いながら
思案しながら
捨てた想いも
世界も夢も
そうだったでしょう
ただ強がってる
力が入り過ぎてる
疲れたよもう
てんで駄目だな
当座凌ぎで
泣いてみたりして
握りしめた拳で
拭える涙はない
「寝れば治るよ」
暢気なもんだな
歯痒いほど
卑屈な態度
不安なのかい
下手くそな嘘だよ
ほら
また
「見縊んなよ」
無理してるけど
「面倒くさいな」
もう仕方ないよ
やらなきゃいけないのだから
愉快犯だろうか
夜に響く悪質な
雷鳴を聞く
理解力だけは人一倍
LOSERなりに声を張る
劣化した盾と
老化した剣をぶらさげて
我が物顔で踏み込む水溜まり
。