つまらない話























私はその色を

好きかと訊かれたら

はっきり好きだと言うでしょう





















私はその色を

嫌いかと訊かれたら

はっきり嫌いだと言うでしょう





















見渡しても





そんなに見当たらない





それでも

確かに三原色のひとつではあるわけで





Mr.縁の下の力持ち



















例えば血液を丁寧に表現せずに


赤という言葉の箱に詰めて


全ての人間がそう認識するとする
















赤が外側に出てくる時には

少なからず苦痛を伴う
















痛いのは嫌い

赤は痛い





鈴の音を聴くとだれかの体が反応して強ばるように





赤を見ると身構えてしまう自分がいるから

















お庭に綺麗に咲いた真っ赤な薔薇を

ポッキリその手で折りました

















棘が刺さって血が出ました

















あれだけ警戒していた赤を、自分の意思で痛みに変えて

















おばかさん


















痛いのは嫌い




でも白のシャツにできる染みは




綺麗ですよね









綺麗なものほど壊したくなるのは人間の性です




けど同時に自分も壊してる









そういうところが


















嫌い、なんだなぁ























何が言いたいかっていうと、



血が出る怪我は嫌い。



流血、ダメ、絶対