こんにちは。テディです。

こちら、もう暑くなくなったかな、夏は終わりかな?と思わせるかのような涼しい夕暮れがあったかと思いきや、またかんかん照りに汗がドバーっ、という天気になったり、、夏と秋の駆け引きがちょっと始まった感じがします。

さて、きょうはバイリンガル教育のお話です。

うちの娘ちゃんは2歳になったばかりのころ、ちょっとコトバが出てくるのが遅いかな。。と思ったときがありました。ダンナは英語オンリーで話しかけて、ワタシは日本語オンリーで話しかける。。それがバイリンガルキッズを育てる王道。。そう聞いて、実践してはいたものの、ダンナが日本語を話さないので、必然的に家族3人でコミュニケーションを取ろうとするときには、英語になってしまっていました。

そこで、やはりちょっとウチの子は混乱していたようで、2歳になった前後に、日本語の単語どころか、英語の単語もろくに出て来ない時期が長く続いたんです。英語でも日本語でも、○○しなさい、とか、○○はどれ?とか話しかけても、反応が返って来ない。もしくは間違った答えが返って来ていました。本人もイライラが募っていたようで、デイケアに言ってもお友達とコミュニケーションが取れないので、フィジカルになってしまい、お友達を押してしまったりして、泣かせてしまったこともしばしば。

それでちょっと心配になりまして、どうしたものか、と思っていたところ、「Early Intervention Centerなるところに連絡しなさい」、と育児アドバイザーの人に言われたんですね。

Early Intervention Center、それはアメリカ政府が教育省(Department of Education)を通じて地域ごとに提供しているサービスで、「子供の発達障害における早期介入」のこと。地域ごとにあるセンターに電話をかけると、早速子供の発達の専門家や、スピーチセラピストやらが自宅にやってきてくれて、娘がどういう状態なのか、まず「評価」を受けました。

そこで、見事「スピーチディレイの疑いあり」という結果となり、無料のスペシャリスト教育を週2回、受けられることになったんです。

その内容は、発達スペシャリストが週1回、自宅を訪問してくれて(おもちゃをしこたま持参しています。)、娘と1時間ほど遊びながら、スピーチ発達を促してくれる、というもの。

もう一つの内容は、同じように言語発達の遅れとか、ADD(注意欠陥障害)とかの症状を持つ子供達6-8人を集めて、お遊びベースのスピーチ・プレイグループを行うというもの。このプレイグループ、1時間ですが、幼児教育のスペシャリストが4人も張り付いて、教えてくれます。

家庭訪問サービスも、特別プレイグループも、政府の補助金が出ているので、完全に無料です。しかし、3歳の9月になったらサービスは自動的に打ち切りですし、途中で「発達障害の疑いは無くなった」と評価が出ても、サービスは打ち切り。

もし打ち切りになったら、それはそれで嬉しいわけですし、何しろサービスそのものは完全無料なわけですから、喜んでサービスを受けさせていただいています。先生達も幼児教育のプロで、このうえなくインテリジェントで優しい方々ばかりで、このサービスには本当に恩恵を受けさせてもらっています。

今はスピーチディレイどころか、喋り続けて(英語ですが)うるさくてしょうがないほどの娘。しかし、1年ほど前は、このスペシャリスト教育に真剣に望みを託していました。後で聞いたら、この初期の言語ディレイ、バイリンガルの子供には良くあること、とのことで、今は全く心配はしていません。

何はともあれ、異国で家族も近くに住んでいないワタクシのこと、誰かが娘と無料で遊んでくれる、という状況は、本当にありがたいです。それもこれも娘の症状が、深刻なものでなかったから言えることなんですがね。。

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先日の家庭訪問の時。担当のメーガン先生が持って来てくれた、木製のお野菜のオモチャで遊びまくる娘ちゃん。これは本当にヒットのおもちゃで、後ほど自宅用に買ったくらいです。ただのお遊びじゃなくて、自発的に子供がコトバを発するように、先生が優しく促してくれます。

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実は、メーガン先生は通算4人目の家庭訪問担当者なんです。いつも同じ先生が、一つの家庭を訪問してくれるはずなんですが、無料サービスの悪いところで、先方の段取りが悪く、都合で担当者がころころ変わるんですよ。。でも何て言っても無料ですから、文句は言えません。ちなみにまだ若くて金髪で、浅黒い肌がチャーミング&マキシドレスが良く似合うメーガン先生は、ヴェラブラー。Tic Tac Tote in Daisy Daisy に商売道具を入れて、やっていらっしゃいます。お家の中で、ヴェラ・サイティングです。

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ここから全然話が逸れるんですが、日本の国民的アニメ、ドラえもんディズニーのXDというチャンネルで、この7月から全米テレビデビューを果たしましたね。この日は、何気なくつけていた兄弟チャンネルの「ディズニー・ジュニア」で、TV告知ビデオを始めて見て、興奮しました。娘も「何じゃこりゃ?」と見入っていたみたいです。(公式サイトのトレイラーは、コチラ で見られます。)

アメリカに「移植」するに当たって、ただ英語に訳するだけではなく、文化的にアメリカに受け入れづらい部分を替えた、という記事を日本のニュースサイトで読みました。つまり、「ローカライゼーション」のために「お直し」をせざるを得なかったそう。

そりゃあそうですよね。。まずはドラえもんがどら焼きをしこたま食べるシーンが問題になったそうで。でも、これは当然です。アメリカは今「飽食・肥満」が大問題になって、ファーストレディーみずから「子供の肥満を止めよう、野菜を食べて運動を!」というキャンペーンを張っているくらいですから。。子供向けのアニメで、主人公のロボットが砂糖のしこたま入っ たおやつをどか食い、というのではロールモデルにはなりませんからね。

さらに、あとはしずかちゃんの趣味が「お風呂」で、良くハダカになって出てくるのも、当然ヤバいです。アメリカは自由奔放なようで、公的な場所での性表現に対する規制はとっても厳しいんです。たとえお風呂であっても、ハダカが出てくるのはまずい。さらに、彼女がお人形を持って出てくるところは、「日記帳」を持つよう、知的なイメージに修正されたとか。これも、「女性は人形で遊ぶべき、などというステレオタイプを押し付けるべからず」という、現代アメリカ社会の「男女平等ルール」が適用されたということでしょう。

しかし、こうしたことを指摘するならば、ワタシはジャイアン(英語バージョンではBig G)ののび太いじめ(というかのび太いじり、ですけどね)もまずいんじゃないか、と思いますよ。。「いじめ自殺問題」は世界的に深刻ですしね。さらに、。スネ夫の「成金主義」とかも、ちょっとアメリカの「大格差社会」をかんがみると、引いてしまう人も多いと思うので、追加説明が必要だと思います。。。

でも、でもですね。。アメリカでは、このドラえもん、はっきり言って話題にはそれほどなっていません。一部のエンターテインメント媒体が放映前に記事にしていたり、(コチラのリンク など)、英語版の声優さんのインタビュー なども掲載されたみたいですけど。。

「XD」自体がサブスクリプションが必要なチャンネルですし、ターゲット層であるアメリカの6-14歳の子供たちがドラえもんを知って行くには、いろいろな意味で、まだちょっと道のりが通そうだと言わざるを得ません。。Σ\( ̄ー ̄;) ドラえもん、アメリカ以外の世界の国々ですでに人気が出ているように、アメリカでもハローキティなみに有名になってほしいですけどね。。