正月なのでね。
家でゴロゴロしてばかりじゃつまらない。
やっぱ飲まなきゃ!
正月は酒飲んでゴロゴロするのじゃー!!(←結局ゴロゴロする)
と、イオンの酒売り場へ。
いつもは安い大容量ワインを買うのですが、この日は珍しく日本酒売り場に直行。
ポン酒っしょ、やっぱ正月はポン酒♪
そのまましばらくじ~~~と棚を物色。
せっかくの正月なのでいつもよりはちょっとランクの高いものを、でもあんまり値段は高くもないものを、と中途半端な根性で品定め。
悩みに悩み、選んだのがこちら。
白山市にある吉田酒造店の手取川。
その名の通り手取川水域の伏流水でお酒を仕込む、石川県を代表する酒蔵。
創業明治3年、以来地域に根差した酒造りを続け、今も地元の多くのファンに愛されている。
そんなメーカーです。
県内でのシェアはどんなもんなんですかね?
わたしの勝手なイメージでは
1.福正宗
2.菊姫
3.宗玄
4.天狗舞
5.萬歳楽
6.手取川
と思ってんですが。(※注:根拠なし)
6番手なんて書いちゃうとマイナーなイメージになるかもしれませんが、全然全然、県内屈指の立派なメジャーブランドです。
そんな手取川のプレミアムラベル純米大吟醸。
正月なんで明るく陽気にぐぐいぃぃ~~~と。
いただいちゃいましょう♪
色はほんのりイエローが入った透明。
注いだ後の泡が消えにくく、グラスに垂れる脚も長い。
香りはリンゴ様の吟醸香が顕著。
ジャスミン、メロン、ライムなどのフルーティーなフレーバーに、白コショーのスパイシーなタッチも少し。
安い日本酒によく見られる焼けたお米のような香りはほとんどナシ。
アタックは滑らか。
シルクのようにしなやかな舌触りで、するすると喉を通る。
刺激感もまるでなく、いわゆる「女性的」なテイスト。
味わい柔らか。
水のようにさらりと軽く、ふんわり浮き上がるような感覚。
雑味のない、すっきりストレートな味。
後味もライトで。
ほんのり残るフルーツ香が実に心地いい。
典型的な非ガバ飲みタイプね。
ひとすすりひとすすりじっくり時間をかけて楽しみたい味。
優しくしとやかなスタイル。
はい、それでは恒例の「今日のおつまみな~にかな?」のコーナーです。
本日用意したおつまみはこちら。
こっれ美味ぇ~のさ♪
こいつをサクサクサイコロ切りにしてマヨネーズべちゃ~って塗りたくって食うと。
もお。
天国の美味さ♪♪
同じメーカーの類似品で”鯛新上”ってのがありますが、あっちはダメ。
あっちの方が値段はちょっと高いんだけど、味は絶対にこの”かに新上”の方が上!
わたしの知りうる限り、カマボコ最強はこの”かに新上”。
カマボコ界のキングです!(←なんじゃそりゃ?)
では早速、マヨちゃんにべっちゃりと浸して♪
歯応えぷるんとソフト。
ぎゅっと噛むとすり身のうま味がじんわりと湧き出してきて。
同時にカニ身のミネラリーな味わいがゆっくりと後を追ってきて。
海の風味が口いっぱいに広がる。
そこにどっぽりとかぶさるマヨの甘み。
オイリーで重たい甘みがカマボコの味をべっとりと包み込み。
海の味とマヨの味が滑らかに融合していく。
ああ・・この滋味豊かな海の味とケミカルなマヨネーズとのフュージョン。
まさにこの世の。
至極じゃあ~~~♪♪♪
では最後にかに新上と手取川を一緒に。
まずはかに新上をぱくり。
カニとカマボコとマヨの味わいをしっかりと馴染ませてから、手取をするっとすする。
マヨでぬるぬるの口の中にさらりと流れ込むシルキーな日本酒。
アルコールがマヨの油を瞬時に溶かし、口の中を爽やかに洗い上げる。
後に残るのはすきっとしたカマボコとカニの味。
そのままふた口目の日本酒をちびり。
こんどは海の味にお酒の味が重なって、さらに風味豊かに。
ふんわり湧き上がるお酒の吟醸香が実に贅沢で。
じんわりと消えていく余韻も美しい。
美味え~な~♪
やっぱカニ新上、最強だわ♪
後はカマボコパクパク食べて。
お酒ぐいぐい飲んで。
パクパク食べて。
ぐいぐい飲んで。
んあ~~~え~~~気分やぁ~~~♪♪
正月はやっぱ。
美味い酒飲んで。
美味いモン食って。
1日中ゴロゴロすんのが最高やの~~♪
ふはは~♪(←完全に泥酔中)
ごちそうさま。