久々の更新…です



昨年の秋、
はじめてロードバイクでトリップ
ビーナスラインをのぼり

二日目は、
やはりはじめての
霧ヶ峰高原トレッキング!


めざすは
八島ヶ原湿原

ひきこもり女子、いざ出発!



車山肩をおる。
すっごい! 急勾配!

一度車道に出て、
え? こっちなん?
背丈ほどの草がのびる
砂利の道。

だれもいない。
あわてて、横を過ぎてゆくカップルに
ついてゆく。

道に迷いながら、
なんとか八島ヶ原湿原へと踏み出す。


尾瀬ヶ原とは
また違う雰囲気だ。

八島ヶ原湿原は、湿原の中には、
入れないのだそう。

もう秋の装いの花々を励みに
木道をわたる。





こんなに晴れていて
空が広くて
生きていてよかった、て
幸せになるから、
山はいい。


湿原をぐるりするだけの予定、
が、
途中であった
県の?職員のかわいいお姉さんの
アドバイス

こんなに晴れるのは
珍しいです、
車山までいってください‼️
一周だけなんてもったいない!

と、
意気込むお姉さんに
はい!
と、知らない道を、
教えられたとおりに
進む。

手元にあるのは、
お土産屋さんでもらった、
周辺地図だけ。

え?
登山なんて、中学以来だ。
登れるのか?
じぶん。

けど、
そんな稀な好天なら
登らない選択肢はない。

まず、めざすは
八島ヶ原湿原ビジターセンター
そこから沢渡に戻らずに
物見石へ、
なんとか、登る。

「うわぁ…」

開ける眺望。

これが、

稜線

て、やつですか?

雲の影が、山に、
映って流れてゆく。


知らない。
見たことのない、
景色だ。


物見岩では、
若いグループがバーナーで
コーヒーを沸かしていて、
いつかわたしも。
なんて思うんだけど
山火事をおこしそうなので、
やっぱり向かないかと
諦める。

つぎに向かうは
蝶々深山。

稜線を、
山と空とを仰ぎながら、
笹におおわれた道を登る。

あ、これが、
森林限界、て、
やつか。
教科書で、生徒に教えておきながら
いまさら、実感。

やっぱり、なんでも、
見ないと、ダメなんだね。
「森林限界」が、こんな
ステキな世界なんて、知らなかった。


夏のなごりか、
まだかわいい花が咲いていて。
けど、名前は残念、わからないな。
こんな高地で、
咲くんだね。




蝶々深山では、
大学生の男の子に、

ひきこもりだ、

て、ささやかれる。

そうです、
ひきこもりです。

と、いって、
家でじっとはしていられない
性分でして。

月に一回は
旅に出ないと
窒息してしまう。

ひきこもりたいのだけどね、
ほんとわ。

車山のレーダー塔は下から
仰ぎ、
さて、ここから大回りして、
新しい木道で
車山湿原を渡りながら
車山肩へ。

あの、
ボルシチめあてに!


抜けるような空の下を
たったひとり

風の渡る
湿原
高原
野っ原をゆくときに
一歩、一歩、
幸せを噛みしめる。

また、
来よう。

毎年、
来よう。

おばあちゃんになっても
この空と山と
野っ原が

まだ
ありますように。



おしまい