2024/06/07(FRIDAY)


ジャイアンツは今シーズンから阿部監督に代わり、「守り勝つ野球」を目標に戦っている。


4月、5月を振り返ると、投手陣は安定していたものの貧打線が続き、ピッチャーが好投しても負け試合になるというパターンが続いていた。


スタメンも開幕戦と比べたら大幅に変わり、主力の岡本和真、坂本勇人の不振も目立ち、阿部監督はバントに拘っていたが、バントもうまくいかずに、貯金ができたり、借金ができたりを繰り返していた。


しかし、立岡宗一郎の支配下登録とヘルナンデスの加入により、2得点するのがいっぱいいっぱいだった巨人打線が交流戦前半を終えて、


セ・リーグ 交流戦チーム打率


1位 巨人 .283

2位 横浜 .253

3位 広島 .238

4位 ヤクルト .233

5位 中日 .200

6位 阪神 .197


と3割近いチーム打率となり、ヘルナンデスが2番で打ちまくる事からバンドも少なくなり、単打で繋ぐ野球ができるようになった。


5月25日から無失策だった事もジャイアンツの強さだったが、昨日の試合では、泉口友汰に代わり久しぶりに門脇誠がスタメン出場すると、まさかの失策で結果、ソトの3点タイムリーツーベースに繋がるという最悪な結果となった。


また、立岡宗一郎に代わり、レフトに入った秋広優人が入り打球処理を謝り、大量失点に繋がるという大惨事が。


これについて、プロ野球OBの方やネットの反応は、門脇誠は2年目のジンクスを気にするようなタイプではないが、昨秋に阿部監督が就任した際に、ショートのレギュラーは門脇誠で行くと宣言した為、かなりのプレッシャーを背負ってしまい、失策が目立つようになったのではないかと言われています。


一時、スポーツ紙は門脇誠が試合に出るのを怖がっているなどと報じた為、ルーキー泉口友汰をショートでスタメン出場させた結果、好プレーを連発し打撃でも結果を出した為、今やジャイアンツのショート=泉口友汰となってしまった。


プロ野球OBは、門脇誠をベンチに置いていても何の問題解決にもならない為、一度ファームに降格させ、ファームで結果を出している中山礼都と入れ替え、ファームの実戦でしっかり捕球の基礎を習得してから、橋本到コーチと相談し、打撃改造し一軍昇格した方が良いのではないかと言われている。


また、秋広優人についても、日曜日に坂本勇人の腰の張りからファームから緊急招集された為、主にセンターを守っていた秋広優人がレフトで打球処理を怠っているようでは問題あるから、再度ファームに落とし調整し直した方が良いのではないかと言われていました。


実際に阿部監督も立岡宗一郎から秋広優人に変えたのは、私の判断なんで私のミスですと話していたように、センターヘルナンデス、ライト丸佳浩固定で行くなら、レフトは当面、立岡宗一郎で行き、オコエら若手に争わせた方が良いような気もします。


実際に、ファームでリフレッシュ休暇した大城卓三も昨日は復活のスリーランを打ちましたが、リード面では叩かれるなど、ジャイアンツともなると各界のOBたちが注目して指摘するので大変なのである。


【結果】


門脇誠には、ショートとサードの練習をさせて、来シーズン岡本和真がメジャー挑戦した際に、ファースト坂本勇人、サード門脇誠、ショート泉口友汰という構想も考えられる事から、泉口友汰には一軍で頑張ってもらい、門脇誠は二軍で調整した方が良いように見えます。


しかし、今年のドラフトの目玉、宗山塁くんを獲得した際は、ショートのレギュラーは15年は安泰だと言われていますので、競争が厳しくなりそうです。