函館旅行の最終日は、元町地区にある教会群をめぐります。
まずは、ここは”函館ハリスト正教会”です。 安政5(1858)年、日本初のロシア領事館が函館に開かれた際に、付属聖堂として発祥した日本最古のロシア正教会なんです。
ヨーロッパの教会とは一味違いますね。 現在は国の重要文化財として、また函館市の観光拠点の一つとして多くの観光客がおおずれるそうです。
教会の側面から尖塔を撮ってみました。 なかなかかわいい
建物ですね。 この日は、内部に入れませんでした。
この教会の隣にある坂が有名なんですよ。 ”チャチャ登り”と呼ばれています。
かなり急ですよ。 「チャチャ」とは「おじいさん」の意。あまりにも急な坂で誰もが腰を曲げて登ることから名付けられたそうですよ。 私が住んでいる横浜も熱海も坂が多いですが函館も多いですね。
次の教会は、ここです。 ”カトリック元町教会”です。
フランスの宣教師メルメ・カションが、安政6年(1859)に創建したローマカトリック教会です。 現在のゴシック様式の建物は大正13年(1924)に完成しました。
祭壇は豪華ですよ。 火災の見舞いとしてローマ法皇ベネディクト15世から贈られた祭壇で、ローマ法王から贈られたものとしては、日本で唯一の貴重なものらしいですよ。
さらに、最後の教会です。 夕方でしたのでこの写真しか撮れませんでしたが、この教会は”函館聖ヨハネ教会”です。
明治7(1874)年にイギリスの宣教師が伝道を始めた、英国プロテスタントの教会です。
この続編は明日へ!