無題 | ミスターレインコート!

無題



ちょっと書いてたら書きたいのと違っちゃったんだけど、一応書き出したんだし持ったねぇ‥精神で晒します。

夕日とか夏の終わりとか…
もっと甘くしたかったのになぁ…












おほもだちだよ(゚∀゚)!←











明るいオレンジな染まった、まっしろい筈だったTシャツ。掻き抱くようにして、掴んだ布はやっぱりオレンジ色に見えた。指先に挟んだ布には暗く皺に影が出来ている。きゅ、と掴むと頭を撫でられた。

お日様の匂いがする。干したてのシャツだからだろうか。鼻を押し付けて思った。髪を弄る指先が不意に止む。上を向くと額にキスを落とされた。優しく弱く笑むからなんだか消えてしまいそう。

「っ、」

唇を唇に押し付けた。がちっと歯が当たった音が頭蓋骨に反響する。合わせた唇は浅いけれど、鉄臭い血の味がした。かわいくないキス。

「積極的」

「、知りません」

なんで、そんな優しく笑うんだ。
こっちが、泣いてしまいそうだ。

「なんで泣くの」

「まだ泣いてないっ」

「まだ、じゃあ今からなの?」

ぎゅうと抱きしめられて、ほら、泣いてもいいよ‥なんて、本当に泣きたいのはそっちじゃないのだろうか。声が少しだけ震えてることに気づいていない。

知っていますか。
どんなことにも、別れがあること。
知っていますよね。
俺だって知っている。

こんな夕日の下でのシチュエーションなんか有り得ないこと。いつの間にか現れて、そして連れ去って消えるのはあっという間。いつかわからない。眠い夜かもしれない、しんとした朝かもしれない、お昼のご飯の時かもしれない。

電車を乗り過ごしたら。
真夜中のコンビニ帰り。

いつかわからない。


それが、こわくて、でもしょうがなくて、泣きたくて、泣いてしまって。本当は『しょうがない』なんて建て前だ。できるならずっと一緒にいたいのに。

「ずっと、」




"一緒にいれたらいいのに。"


唇が塞がれて言葉が飲み込まれた。
(こんにちは、寂しがり屋の自分)
(明日には、笑えますように)