自分らしさってなんだろう?
『自分らしさ』というものを考える機会を頂いた。
自分を彩っているであろう、何枚かをピックアップするために私は過去の写真たちを眺めてみる。
私の撮り溜めた写真フォルダーの中には
家族
子ども
友達
空
海
山
森
川
太陽
月
私の好きがたくさん詰まっていた。
その中でも私らしさが出ている写真てどんなものだろう?
そもそも私の私らしさってなんだろう?
私を構成している私の要素。
考えれば考えるほどよく分からなくなってくる。
なので、この写真が好き!っていうのを何枚か選んでみた。
偶然にも最近友達が送ってきてくれた、もう何年も前の南国で、サーフィン後にボードを抱え満面の笑みで振り返る自分の写真。
キャンプ場で子供たちが、パンイチで泥だらけになりながらスーパー楽しそうに追いかけっこをしている写真。
夕刻に空に月が上り、夕日に焼けた雲がピンク色の淡いグラデーションで空を彩っている写真。
レイブ(音楽とダンスの野外フェス)で娘が音に合わせて体を揺らしている写真。
素潜りで仰向けになって脱力して海中を浮遊している自分の写真。
その写真たちに、私らしい、自分を構成する要素を探してみた。
波にチャプチャプ揺られながら、太陽の強い日差しと生暖かく頬を撫でる風
一期一会の波との出会いとゆったりと流れるアイランドタイム
子供たちが巻き上げる砂埃に、耳をつんざく奇声と最高潮の笑い声
風が冷たくなってきた空に広がる淡いグラデーションの空と雲のアート
好きな衣装を身にまとい、爆音で流れる音楽を体で感じて、みんなそれぞれのリズムで正解のないハッピーなダンス
水の圧力と浮力を全身で感じながら見上げる海水越しのゆらめく太陽
私が選んだ写真たちは、どれもがその時々に感じ取ったものを、五感を通して思い返すことが出来た。
私は五感を使って遊ぶ事が大好きなんだなーと、改めて思う。
そしてその五感で感じ取ったものが、自分を構成する栄養分として自分の世界を表現しているんだと感じる。
はっきり言ってまだ全然、自分らしさというものを理解出来ていないし、自分のことが一番見えなかったり(見たくない?)するけど、
そういう言語化できない感覚的な私も私らしさの一つかな?なんて。
でもこれからはもっと意識的に『自分らしさ』を見つけていこうと思う。
そしてすぐに忘れる私は、インプットしたものをアウトプットせず腐らせるクセを、こうやって文にして表現していこうと思う。
だって本当は自分が自分のことを一番知りたいんだから。一番大切にしてあげたいと思ってるんだから