ビヨンド・ユートピア 脱北 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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ストーリー:

これまで1000人以上の脱北者を支援してきた韓国のキム・ソンウン牧師は、幼児2人と老婆を含む5人家族の脱北を手伝うことに。キム牧師による指揮の下、各地に身を潜める50人以上のブローカーが連携し、中国、ベトナム、ラオス、タイを経由して亡命先の韓国を目指す、移動距離1万2000キロメートルにもおよぶ決死の脱出作戦が展開される。

劇場公開日は2024年1月12日。

 

評価:5点満点中4点

 

感想:

なかなかの衝撃作でした。

これは観る価値ありますね。

 

再現VTRなどは一切なく、脱北シーン含めすべて本物の映像を使用しています。

他の映画とは比べ物にならないくらい緊迫感が伝わります。

国外に行っても安全の保障はないので、ヒヤヒヤします。

 

脱北に成功した人々の話もしていますが、失敗した人の話や、政府にバレたらどうなるかという過酷なエピソードも掲載しています。

また、ブローカーは必ずしも協力的な人ばかりでなく、彼らとの交渉も命がけであることも分かります。

とはいっても作中ずっと辛いエピソードを掲載しているわけではなく、過度に緊迫感を出さないよう工夫されていました。

 

北朝鮮の市民の貧しい暮らしや、過度な言論統制、虐殺の例も記しています。

20~30年の話かと思いきや、3~4年前に起きたという証言も含まれていたので驚きました。

 

入場者特典として、映画パンフレット並みに分厚い冊子が貰えます。

これはなかなか豪華。

映画で語りきれなかった北朝鮮の人権の実態が記されています。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

劇場公開日は2024年1月12日。

1月15日公開のミニシアターランキングでは、初登場1位を記録。

最終興行は2000万円と予想。

 

今年3本目の映画です。


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