カラオケ行こ! 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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主に映画レビューを投稿します。

 

ストーリー:

中学校で合唱部の部長を務める岡聡実は、ある日突然、見知らぬヤクザの成田狂児からカラオケに誘われる。戸惑う聡実に、狂児は歌のレッスンをしてほしいと依頼。組長が主催するカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける恐怖の罰ゲームを免れるため、どうしても歌がうまくならなければならないのだという。狂児の勝負曲は、X JAPANの「紅」。嫌々ながらも歌唱指導を引き受ける羽目になった聡実は、カラオケを通じて少しずつ狂児と親しくなっていくが……。

 

評価:5点満点中3.8点

 

感想:

なかなか面白かった。

気さくな狂児と大人しい聡実の凸凹な関係が面白い。

物語もシンプルで見やすいです。

大作感はありませんが、サクッと観るにはちょうどいい内容になっています。

 

ヤクザの映画なのに、怖い人がほとんど出てこない。

組員に橋本じゅんを入れているあたり、笑かしに来ている。

作風で言うと、沖田修一監督に近い。

見ていてほっこりします。

 

また、悩める中学生の葛藤が面白い。

声変わりや部員同士のケンカがあって思うように進みません。

とはいってもシリアスなものではなく、独特の空気感でほのぼのします。

サブキャラも個性があって面白いです。

 

舞台は確か大阪と言っていましたが、地名に出てきた南銀座は埼玉にあります。

予告編で綾野剛が言った「考え直してください」は、本編で観ると意味合いが少し異なります。

こういったことは他の映画でもよくあります。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

今週公開の映画は他に「アクアマン」「ある閉ざされた雪の山荘で」「傷物語 -こよみヴァンプ-」「ゴジラ-1.0/C(モノクロ版)」など。

原作者は和山やまという28歳の漫画家らしいですが、鑑賞者はなぜか高齢の方が多かった。

来週公開のフィリップ・ラショー主演映画「アリバイ・ドット・コム2」が少し気になっている。

初登場7位、最終興行は6億円と予想。

 

今年1本目の映画です。


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