ゆとりですがなにか インターナショナル 映画レビューと興行収入予想 | メロの映画レビュー

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主に映画レビューを投稿します。

 

ストーリー:

「野心も競争意識も協調性もない」と揶揄(やゆ)されてきた「ゆとり世代」の男たちも30代半ばに差しかかり、それぞれ人生の岐路に立たされていた。夫婦仲も家業の酒屋もうまくいかない坂間正和、いまだに女性経験ゼロの小学校教師・山路一豊、中国での事業に失敗して帰国したフリーターの道上まりぶ。働き方改革、テレワーク、多様性、グローバル化など新しい時代の波が押し寄せる中、ゆとりのない日々を過ごしながらも懸命に生きる彼らだったが……。

 

評価:5点満点中3点

 

感想:

岡田将生がダメ夫というキャラ設定に違和感を覚える。

他作品だと仕事ができる役が多いので、そこがどうしても引っかかる。

安藤サクラの恐妻家キャラは板についていました。

 

全体的に、飲み会のようなノリと勢いを感じた。

決してつまらないわけではないのですが、終わった後面白かった!と思えるような満足感はない。

YouTubeを使った酒屋宣伝を巡るいざこざも、渋谷のハロウィンみたいな薄っぺらさを感じる。

 

ハラスメントや働く女性たちが我慢してることなど、現代人の悩みを真剣に語る場面もあった。

が、悪ふざけが過ぎて真剣味がない。

 

最近の連ドラ劇場版はクオリティが高いので少し期待しましたが、本作はあまりハマりませんでした。

レビューサイトの評価も悪くないのですが、最近は全体的にレビューの数が少なく当てにならない。

映画館で観ると冷めてしまうノリでしたが、金曜ロードショーで風呂上りに観るにはちょうどいい軽さだと思います。

 

 

 

 

 

興行収入予想:

今週公開の映画は他に「キリエのうた」「死霊館のシスター」「オペレーション・フォーチュン」「大雪海のカイナ」など。

10月からディズニー100周年イベントということで、週末に日替わりでディズニーの過去作を上映しているらしい。

「ベイビーわるきゅーれ」の新作が来年秋公開予定ということで楽しみにしています。

興行的には「ミステリと言う勿れ」が未だ強く、しばらく1位をキープするのではないか。

本作は初登場3位、最終興行は8億円と予想。

 

今年54本目の映画です。

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