鳩ちゃん達、あれから成長して大空へ飛び立つことが出来ました。


家の前で撮った画像です。


大きくなったと言っても、野生の雛と比べると痩せぽち。。。


名前も付けました音譜
このコは、ミズーリです。
いつも元気いっぱいで、飛ぶことが得意でした。







このコはフォレスターです。
のんびりしていて、凄く大人しいコです。





気がついたら肩で居眠りしてます。


良いお知らせの方は、ミズーリが無事に野生へかえったことです。

鳩ちゃん達は、生まれた所へ返すのが一番だろうと考え、お父さんお母さんの元へ返しに行きました。
実は、ミズーリもフォレスターもちゃんと親鳩たちに子育てされ、とあるベランダの裏でまだ雛鳥だった時に
不覚にも偶発的に、人間に見つかってしまい、鳩の害で困っていた人間が(私の家族なのですが;)これ以上鳩にベランダに来られては困る、と
雛鳥たちを撤去(◎-◎;)したのですが、それを一緒にいた私の母親がこのままでは猫に食べられてしまう、と誘拐のような形で
連れ帰ってきてしまったのでした。
実家には猫がいるので、私の所へ、という経緯でした。

お父さんお母さんがいるのに、引き離すなんて本当に可哀想な事をしたなあと内心気に病みながら日々育てていました。

大きくなって、お父さんお母さんに会いに行こうね!が口癖でした。


親鳩との再会、家族のベランダに相変わらずお父さんお母さん?と思しき鳩達が来ているようなので、
いつもいる時間帯に引き合わせました。


小鳩を離すと親鳩達は、しっかり見ていました。

私が小鳩達にお水を飲ませてあげようと水を汲みに姿を消した瞬間、小鳩達が飛び立ちました。


高く高く、私の家の前で飛行練習をしていた甲斐もあって、初めて飛ぶ場所でもスイスイ飛べました。

2羽の姿が見えなくなったので、歩道橋へ移動して、旋回している2羽を見つめていました。
まだ小さい体なのに、あそこまでよく飛べたなぁ~と、感動(涙)。ふいに、ミズーリを見失いました。

フォレスターが低空飛行しながら、歩道橋にいる私の肩に降りてきたので唖然としたのです。
「アカンやんか!」「お父さんお母さんの所へ行きなさい」と促すも、飛び立とうとしない。
二人でミズーリの姿を探し、日が陰るまで見つめていました。
鳩達はマンションの一室を根城にしているのですが、見ていると、大人の鳩達と一緒にミズーリもその一室に一気にかけ込んで行ったのでした。


その日、フォレスターはずっと肩に乗ったまま、最後まで飛ばなかった。

次の日の明朝、親鳩達が起きてきたのを狙って、フォレスターをベランダの柵へ乗せ、部屋の中から見ていました。
親鳩がフォレスターの様子を近くまで見に来て、まるで呼んでいるかのような雰囲気で、フォレスターを見つめているのに、フォレスターは部屋の中の人間を探していました。


キョロキョロして、ベランダの辺りを軽くバサバサ飛んで音も気になったので外へ出ると肩に一直線。


合流は無理かもしれない、昨日の夕方から連れ回し食べ物も食べていないし・・・と、この日は諦めて連れて帰ってきたのでした。。


という訳で、フォレスターを野生に返す事に失敗しました。
ミズーリはあんなにうまく合流できたのに、どうして?ミズーリがいなくなって寂しくないのかな?
他の鳩達を見て、どう思ったのかな?


フォレスターはおっとりしていて、怒らなかったからよく触って、スキンシップを取っていました。
ミズーリは触れられる事を嫌ったので、あまり触れなかったのです。

人間が介入しすぎて、野生の勘を狂わせてしまったかな、と放鳥に失敗したのは自分に原因があるんだなと分かってはいるのですが、、、

どうする事がフォレスターにとって一番いいのかな、と思いますが、またチャレンジしたいです。
集団行動で、生き生きと暮らして貰いたい



そうですよ。もう一度飛び立てる日まで一緒です。

人なつっこくて可愛いので構ってしまうのですが、野生に返してあげる為には、強引にでも引き離さなければいけないのかも?(._.)



長々とした内容をここまで読んでくださって、有り難うございましたダウンダウン