なくした定期がなくした翌朝に隣駅に届いていたカオリです。
どーもこんばんわ。
人ってありがたいなって思う以前に
ここ半年くらいで3回目という事実が重くのしかかっていたりします。。
さて、
細野晴臣さんのETV特集を実家に頼んで録画してもらってたのですが
昨日やっとそれを見られました。
ロックからポップス、テクノ、アンビエントやらカントリーまで。
作り出した音楽は多岐にわたる。
ベーシスト、というよりも音楽家なんでしょう。
今聴いてもその音楽は昔のものでさえわくわくしてしまう。
そんな細野晴臣さんがYMOを散開した理由として挙げていたのが
消費されていく音楽に対して抱いた疑問。
音楽家としてやりたいことができなくなってしまうという危機感だったようで。
売れたい人たちからすると
「消費されてなんぼなのになんだ!」みたいな見方もできそうですけど。
音楽を好きでひたすら聴いていた学生時代を送ってきた自分としては
売れていたミュージシャンが、まして時代を作ったミュージシャンが
そんなことを考えていたということが意外だったし、嬉しくもあったりした。
中高生の頃に「音楽はテレビに出ているものこそ音楽」と
周りが思っていたことに対してすごく違和感を感じていただけに余計にそう感じます。
そりゃものすごい稼いだからそんな好き勝手できるとも言えるんですが、
個人的には稼ぐためだけの音楽には気持ちを動かされなくて。
ただ流行っている、売れているというだけで
その楽曲が良いということになっているのが理解できなかったりします。
そりゃ商売なんだから、という理屈はできれば信じたくなかったりします。
もちろん売れてる人の曲でも好きな曲はたくさんありますけどね。
売れていても売れていなくても音楽で勇気付けられたり癒されたり、
そうやって助けられることはたくさんあります。
音楽を演奏する側としても、聴く側としても、
そんな良い音楽がたくさんの人に聴かれていくことを一重に願っている日々だったりします。