昨日の昼のニュースでちらっと見。
岩手の津波の被害が大きかった地域の稲を調査したら
津波の被害がなかった田んぼと生育状況に変わりがなかったらしい
福島の医科大学で放射能に関する講座を開設することを決めたとのこと
たくましいなーと思って、少しぐっときた。
前者の岩手の話はもちろん被害を受けてそのままにしていたわけじゃなく、
そのあとに塩分を抜く作業を何度も何度も繰り返した結果。
とはいえ稲が枯れずに残っていたことも確かな話で。
これはもとに戻ることを信じて
辛抱強く頑張った農家の方と稲の力強さのお陰なんだなーと思った。
後者の話はもともと原発があることから、
作業してる方に何かあったときのために備えてはいたらしいけど、
それでも大学病院に放射能の専門家がいないことと
原発事故の影響が長期化しそうだと思われたことなどから
新たに講座を開設することを決めたらしい。
偉い人たちが原発のことでやめないやめると話しているだけの間にも、
地震や原発事故から先のことを見据えて頑張ってる現地の人たちがいる。
一部メディアのあり方に対して意見を投げ掛ける人もいる。
その意見が間違ってるとは言わないけど、あってるかもわからない。
だけど確かによその国のことをもてはやすよりも伝えるべきことはある。
だけどそういう賑やかしい話を好んでみてきたのは私たち視聴者で、
そこに対して問題提起してみたところで
もう状況は動かなくなっていたりもするらしい。
現実の重い話は私たちには重すぎる、らしい。と言われてるみたいだ。
バカにされてるのかな。とも思えるけど。
だけど元気な人たちが元気にならなきゃ、人に元気にはなってもらえないとも思う。
だから音楽やる人はライブやるし、みんな各々の分野でがんばる。
海外から来る人だって放射能の心配があっても
プロ野球の助っ人外国人は球場でホームラン狙うし、
K-popのアイドルは歌って踊るし、
ガガさんは徹子の部屋に出る。
各々が各々で大切なことわかって動いてればいいんじゃないかな。
エンターテイメントは楽しめるならなんでも良いし。
そんなもんだと思う。