損害と恩恵 | 日々唯流ルルニ在ラズ

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なんだかしょげるたびに「なんつーか、なんつーかだけど」などと
やたらにつぶやくカオリです。
理由は単なるボキャブラリー不足ですってほっとけ!

さて、
昨日、国会では専門家と孫正義さんを呼んでの答弁が行われたらしい。
議題はもちろん「原発について」。

その内容についてはいろんな人がツイッターでつぶやいており、
それをまとめたとぅげったーがあるのでそちらを見ていただければ。
とぅげったー
5/23 参議院行政監視委員会参考人: 小出裕章さん、後藤政志さん、石橋克 彦さん、孫正義さん

あと、ブログで小出裕章氏の説明を文字お越ししたブログ
小出裕章参考人の全身全霊をかけた 凄まじい原発批判…引き出しが多く わかりやすすぎる!文字おこし・参 議院行政監視委員会

これを見て思うことは、たぶん皆さんそれぞれあると思います。
あたしとしては月並みですが、脱原発の方に賛成。な感じです。
だけどもちろんこれまで原発によって電力供給が安定してたというのもわかります。
だけど正直なところ、
事故が日常的に起きて、それが当たり前にされて、
それも説明されずにいたという事実はやっぱり企業体質として理解しがたい。

一昔前は原発が確かに最良の手段だったのかもしれない。
そうなのか、そうではないのかはあたしにはわからないけど。
でも少なくとも今はそこから先に進んでるはず。
違う手段もとれるんじゃないんだろうか。

正直、あたしは原発の横に住む勇気はない。
だけど、自分ちの横に建てられたら動けない人も当然いるわけで。
せめてそういう人たちには何かあったときには、
建てた側のたてまえでの「大丈夫ですよ」じゃなくて
ちゃんと大丈夫なときに「大丈夫ですよ」と言ってほしい。
せめて、影響を受ける人たちの安全を確保できるだけのことは最低限してほしい。
できないならできないで、注意換気してほしい。

企業ってものが何かをつくってそれを買ってもらうのが存在を成り立たせているとしたら、
当然そこには買う人であるお客さんがいるわけで。
そうなると電力会社にとってのお客さんは誰なんだろう。。
この事故での動きを見て、そんなことを考えてしまいました。


あたしは性格が悪いので、
もし今後、原発の周辺に住む人々への放射能による健康に対する影響を
統計とろうとした人にカルテ開示を裏から規制されたりするんだろうなーとか邪推してたりします。
ネガティブ!!