娘がプールに通い始めてから、気がつけば1ヶ月が経った。最初は不安や緊張でいっぱいだった彼女が、少しずつ水に慣れてきている。その小さな成長を見守る日々は、親としても特別な時間だ。今日は、そんな娘のプールでの成長について書いてみたいと思う。
■ 最初は涙からのスタート
プールに通い始めた当初、娘はとにかく泣いてばかりだった。更衣室で水着に着替えるところからすでに不安そうな顔をしていて、プールサイドに立つと今にも泣き出しそうな表情になる。いざ水に入ると、怖くて固まってしまい、インストラクターの声にも耳を傾ける余裕がなかった。
水に顔をつけるなんてとんでもない。私が見ていても、彼女がどれほど怖がっているかが伝わってきた。無理に頑張らせるのは逆効果かもしれないと思いながらも、「大丈夫だよ」「ゆっくりでいいよ」と声をかけるしかなかった。インストラクターの方も優しく丁寧に対応してくれたが、やはり最初の数回はほとんど泣きっぱなしだった。
■ 少しずつ慣れてきた
そんな娘に少しずつ変化が見られるようになったのは、通い始めて3回目くらいからだった。泣く時間が少し短くなり、インストラクターの指示にも耳を傾けるようになってきた。「今日は泣かなかったね」と声をかけると、娘も少し誇らしげな表情を見せるようになった。
水に顔をつけるのはまだ難しかったが、水の中で足を動かしたり、ビート板を持って浮く練習をしたりするようになった。インストラクターの「上手だよ!」という声に少しずつ自信が芽生えてきたようだった。
そして1ヶ月が経った今、娘はついに「泣かずにプールに入る」ことができるようになった。これはとても大きな一歩だ。最初は怖がって水に入ることすら嫌がっていたのに、今では自分からプールに入り、足を動かしてバタ足をしたり、水中で手を伸ばして進もうとしたりしている。
■ 子どもの成長に必要なのは「安心感」
娘の成長を見ていて感じたのは、「安心感」の大切さだ。最初は怖くて泣いていた娘が、インストラクターや親の「大丈夫だよ」「できるよ」という声かけを通じて、次第にリラックスし始めた。
特にインストラクターの存在は大きかったように思う。娘のペースに合わせて無理強いせず、でも挑戦する気持ちを引き出すような声かけをしてくれたことで、娘も「できるかもしれない」と感じ始めたのだろう。
また、私自身も焦らずに娘のペースを大切にしたことがよかったのかもしれない。周りの子がスイスイ泳いでいる姿を見ると「早く泳げるようになってほしい」と思ってしまいがちだが、娘が自分のペースで成長していることに気づき、焦らず見守ることができた。
■ 成長を感じた瞬間
特に成長を感じたのは、先日「今日は泣かなかったよ!」と娘が自分から報告してきた時だった。自分の中で「できた」という実感を持てたことが、自信につながっているように見えた。
また、ある日プールから上がった後、「バタ足、少しできたよ!」と笑顔で話してくれた。こうした小さな成功体験の積み重ねが、娘にとって大きな自信になっているのだと思う。
■ これからが楽しみ
まだ水に顔をつけるのは難しいし、泳げるようになるには時間がかかるかもしれない。でも、1ヶ月前に泣いていた姿を思い出すと、この1ヶ月の成長は本当に大きい。
「泣かないで入れるようになった」
「バタ足ができるようになった」
「インストラクターの話を聞けるようになった」
これだけでも十分な進歩だ。そして何より、「楽しかった!」と笑顔で言えるようになったことが一番の成果だと思う。
これからも焦らず、娘のペースで成長を見守っていきたい。そして、いつか「泳げるようになったよ!」と笑顔で報告してくれる日を楽しみにしている。
親にとって子どもの成長を感じる瞬間は、何にも代えがたい喜びだ。これからも娘の成長を一歩ずつ、一緒に楽しみながら見守っていきたいと思う。
