妻から買い物を頼まれてスーパーへ。

買うものは、牛乳、ごみ袋、豆腐、納豆、そしてバター。

 

いつものように、何も考えずにバターの棚へ向かい、

見慣れたパッケージを手に取る。よし、これでOK。

 

家に帰って買ったものを渡すと、

妻がバターの袋を見て「あれ?」と一言。

 

「無塩?」

 

「ん?」

 

「これ、無塩バターやん!」

 

え?無塩?何それ?バターなのに塩がないの?

いや、バターってそもそも塩が入ってるの?

 

「え、でもいつもと同じパッケージやったで?」

 

「ちゃんと見た?これ、お菓子作り用の無塩バターやから、普通の料理には向いてないんよ」

 

そうなのか…そんな違いがあったとは。

いや、そもそもバターに塩入りと無塩があるなんて知らんし。

バターなんてどれも同じやと思ってた。

 

「いやいや、それしかなかったし!」

 

「ちゃんと探した?」

 

「……たぶん」

 

実際、買い物中は特に深く考えず、

「バターはこの辺」と記憶だけを頼りに手に取っただけだった。

塩入りとか無塩とか、そんな細かい違いまで気にしてなかった。

 

すると、妻がため息混じりに言った。

 

「知らないの?」

 

「知らない…無塩バターなんて、そもそも無縁やし…」

 

妻、苦笑い。

 

まあ、確かにお菓子作りなんてしたことないし、

レシピにバターを使うとしても「バター」としか書いてないから、

種類があるなんて思ってもみなかった。

 

こういう小さな知識の違いが、夫婦の会話に笑いを生むんだろうな…と妙に納得。

 

「次からはちゃんと“有塩”って書いてあるのを買ってね」

 

「はい…」

 

こうしてまたひとつ、買い物スキルを身につけたのであった。

ちなみに、この話は「ブログでしか発信できないシリーズ」に決定(笑)。