静岡市の映画館で、5/5から公開になった「銀河鉄道の父」を見てきました。



この映画は、「銀河鉄道の夜」や「風の又三郎」の作者である宮沢賢治さんとその父である宮沢政次郎さん親子の家族愛を描いたものです。役所広司さんや菅田将暉さんが出演されていることや、主題歌がいきものがかりの「STAR」ということで話題にもなっています。

私が見たのは、GW中の公開2日目、16:00上映開始の部でしたが、観客は私を含めて僅か7人。年齢層も全て私より上の方で興行的には厳しいのではと思われました。

内容ですが、正直、分かりにくかったです。難しいというのではなくて、場面、場面の繋がり(関連)があまり無く、全体のストーリーが掴めなかったという感じです。私は宮沢賢治さんが好きで、宮沢賢治さんの年譜はだいたい把握しているので理解できるのですが、何故その出来事が起きたのかといった背景が映画では描かれていませんでした。それが残念です。

ただ、父の政次郎さんはとても家族に優しい方だったということは良く分かった映画でした。
NHKの朝ドラ「らんまん」の牧野富太郎さんもそうですが、偉人の影には、裕福な家庭と理解ある家族があったのだと改めて思いました。