何とか無事に終えた祝い事のもうひとつ

それは父の米寿のお祝い

 

コロナ禍であることと

7月初めより 母が

また体調を悪くしてしまい

ぎりぎりまで どうなるのだろうと

心配をしておりましたが

 

無事に終えて安堵

 

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昨年の8月1日の早朝のこと

父が倒れたと母から連絡を受け

病院へ駆けつけた時、父のその姿に

 

正直、衝撃を受けたことは

今でも忘れられません

 

前々日も普段と変わらず

父と母と3人で一緒にランチに出かけ

前日も母に届け物をした時には

父と普段通りに話もしましたので

あまりにも突然の事で夢⁈かと

 

入院中の父は皆に心配させまい、と

病院で会えた時(コロナ禍条件付き)は

これまでと変わらず いつも優しい笑顔

 

この歳になって こんなに

頑張らなければならなくなるなんて

と、笑ってみせたりして

弱音も吐かずに頑張ったけれど

 

本当は眠れなかった夜も有ったようで

これまで当たり前に出来ていたことが

出来なくなったことへの喪失感は

想像の域を遥かに越えるに違いないと

 

ただ、命が有ってこそのこと

 

周りの方々が驚くほどの頑張りと

周りの方々のサポートにより

リハビリも進んで無事に退院

 

ただ単に米寿のお祝いというのではなく

父の、この1年間そのものに

私は格別な思いが有りましたので

 

家族全員が揃って父を囲み

おめでとう、と言ってあげたかった

 
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孫のひとり、ひとりが

お祝いの言葉をかけている時

突然、泣き出した私の娘

 

倒れた時、いち早く東京から

駆け付けてくれましたし

そうだ、あなたが良くも悪くも

1番知っているものね

 

父のことで嘆き悲しむ母が

何度も何度もLINEしていたらしく

その度に励ましてくれていたようで

 

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迷惑をかける、なんかじゃなくて

そのままで良いから長生きしてね

 

ただ気になるのは この頃

父が随分と少食になってしまったこと

 

寧ろ、残すであろうと思っていた

母の方が全て食べられたのは

皆が揃ったことにより食欲が湧いたかと

 

主人の造語「宴会マジック」