【シャンティ(フランス)7日】凱旋門賞の前哨戦、フォワ賞(11日、ロンシャン競馬場・芝2400メートル)に出走するヒルノダムール(牡4歳、栗東・昆厩舎)が、滞在先であるシャンティのエーグル調教場で追い切った。

 春の天皇賞馬は、誰もが納得する走りを見せた。「特別に開けてもらった」(昆調教師)という芝コースに入り、現地で開業している小林智調教師の管理馬キングスキャニオン(牡4歳)を追いかける形でスタート。1ハロン16秒台のペースで入り、スムーズにスピードに乗った。最後は半馬身ほど先着。「できているね。少し余力を残しておいた」と手綱を執った藤田はうなずいた。

 見守った昆師も「パートナーがしっかり走ってくれたので、いい追い切りができた。こちらの涼しい気候は、この馬に合う」と満足げ。陣営の思惑通りに調整は進んでいるようだ。


是非勝って日本に元気を与えて貰いたいでね!