過去に挫折した進研ゼミのお話です…
先に言っておくと個人的には進研ゼミほど学校の勉強をこなすのに完成された教材って無いんじゃなかろうかってほど良い教材だと思います。
受講料もあれだけ教材ついてリーズナブルな設定ですし、私自身もやってました。
中学校の定期テストで学年一桁台の順位取れていたのでやはり中学校も進研ゼミは有能な教材だったんじゃないかと思います。
そんなこともあり、娘がちょうど算数の九九が始まる前の小学校2年生にあがるタイミングで進研ゼミ小学講座(いわゆる普通のチャレンジ)の受講を始めました。
まぁ…実を言っちゃいますと、
どっかに外注したかったwww
一年生で繰り上がりのある1桁の足し算をやりますが、これがとにかく時間かかりました。
音読と計算カードは学校から毎日の宿題として出されますが、
だーかーらー!
なぜいつまでたっても6+7が出来んのじゃい!!
…でもわかる。
13
ってなんか違和感のある数字なんだなぁ。
そろそろこの計算カードと音読が負担になり始める。
周りに聞いてみると公文教室に通うお子さんが何人かいたんですが、公文ってお勉強ガチ勢がやるものでしょう?と勝手に思い込んでいました。また、当時は学童保育に通っていたんですが、仲の良い子は利用していなかったので習い事の間だけ抜けるにしても保安上の心配もあり。
…あ、進研ゼミやろう。
あれ、楽しかったもんな〜
きっと娘も気に入るはずだわ、と申込み完了!
これで〜楽しく勉強してくれる〜
実際に、九九を覚えるのは早かったです。
九九覚えるゲーム機みたいな教材もありましたし。
すべて順調〜!!
…じゃなかった。
まず挫折したのは親のほうです。
子じゃなくて親です。
ある日、「ママーこれ書いてー」と娘が赤ペン先生の問題を持ってきたんです。
保護者記入欄…だと?
正確な文言は忘れたんですが、いくつか保護者が記入するところがあって、
「丸付けは親御さんがしていますか?」
「お子さんの間違いなどは親御さんが復習など手伝ってあげていますか?」
のような旨の質問含めいくつかあったと思います。
少なくとも自分が小学生だったときはこんな記入欄無かったよ…?
と、思いながら堂々と
間違いは本人自身で気づかせて直すようにさせています(キリッ)
と、記入して提出。
後日返送されてきた赤ペン先生からは
親御さんもお子さんと丸付けなどして間違いは一緒に考えてあげてください。
って…。あの達筆で説教?w
えっ、待って待って。
私の知ってる進研ゼミは子供の自学だけで完結したはずなんですが。
ここにきてまた子どものミスの直しですと…?
なら、最初っから学校の宿題と親塾でよくないですかっっ!!?
それじゃ学校の宿題のチェック+進研ゼミのチェック…負担倍増じゃないか!!
昔、進研ゼミやってましたよーって親御さん…保護者記入欄ってありましたっけ…?
私は無かったと記憶してます。
DMのマンガだって親の出る幕無く全部自分でやってるじゃん!
なんだか(親が)めんどくさくなる。
ならば自動丸付けのタブレット教材にするか?
…いやー、それはなんかいやだ。
ちなみに娘が公立中高一貫校の受検を目指し始めた頃から考える力・プラスも受講しましたがこっちは親が見ないとそもそも成立しない教材でした。
記述が多いので親が解答解説を読み込んで採点する必要があるんです。
とにかく記述の量が多い!
算数も得意な子は問題無いでしょうが初見で解けない問題が多いので一ヶ月すら最後まで解いたことはありませんでした…
さて、話は戻りますが当人の娘のほうも九九をマスターしたら達成感で脱力しちゃったのかだんだんと手を抜き始めます。
わずか半年もせずに赤ペン先生の問題の提出が滞り、ごほうびシールも貰えないので何ひとつの景品にも交換せぬまま未開封の進研ゼミが玄関に積まれる事態になります。
面白そうな教材がついてきたときは開封する程度。
幸い、2年生は九九をスムーズに覚えられれば3年生の夏休みあたりまでは何とかなっちゃいますしね。
2桁×2桁の計算が出てきたあたりからちょいちょい凡ミスをするようになります。
さすがに計算問題は数こなさないと出来るようにはなりません。
3年生の夏休みには公文のドリル買ってきて一冊やらせた記憶もあります。
もう進研ゼミ続ける必要無いんじゃないですか…?
わかってます。
わかってますとも!
でもね…もしかしたら明日からいや、明後日からまたやるかもしれないし(願望)
これで進研ゼミ辞めちゃったら本当に何もしなくなっちゃうかも…という不安との戦いなのですよ。
3年生の夏休みの時点でめちゃくちゃ落ちこぼれていたかというと別にそういうわけではなかったのですが、
じゃあめちゃくちゃ出来るかっていうと…そうでもない。
赤ペン先生の問題も100点取ってたわけでもなく。
ただ1つ言えるのはあまり自学自習の習慣はついてなかった。
そこで、3年生の秋にちょうど見つけた塾の無料テストに申込み立ち位置を知っておこう。
そこから体験授業に誘われてホイホイ参加し、「めっちゃ楽しい!!」と、入塾を懇願されます。
本格的な中学受験のカリキュラムは3年生の2月からなので当時はまだガチ勉強という感じではなかったのです。
まだ月謝も安いですしね。
これで学習習慣ついてくれるならお安いものだと無知な親はホイホイ入塾させてしまい、中学受験の沼にはまっていくわけです。
当初思い描いていたものとは少し…どころか全く違うものになりましたが結局、最後まで挫折せずに続けましたし自分で見つけてきた第一志望校にも合格することが出来ました。
通信教育は良い悪いは別として、やはり本人に合う合わないがありますね。私は合ってたんだけどなー…
ただ、今の進研ゼミは親が一緒にやってくださいというスタイルになっていたのは驚きました。
そういえば進研ゼミのDMのマンガって「過去に受講していたお子さん向けがある」って聞いていましたが本当だったんですね。
「ママ、進研ゼミやりたいの!」
「だってあなた続かなくて辞めたじゃない」
というくだりが。
毎回楽しく拝見してます!