女子(オバさんですが)にとってSurfingを楽しむ環境は、ワイキキはパーフェクト💯です。
(ただしサーフシューズ持参で。 海の地面が珊瑚でゴツゴツしてます。忘れたら、ABCマートで買ってください!)
ALOHA!
今回のHawai'iで一番したかったこと。
それは、Surfing。
私は鎌倉に住んでいるけど、女性が長いボードを自転車にくくりつけ街中を走るのは、少し前までやってましたが年々観光客の方々も増え、かなりリスキーなので最近はボードを運ぶことを断念しています。なので最近はビート板で泳いでいます。
地元とはいえ海の近くに住んでいるのでなければ、やはりボードロッカーを借りないと頻繁に海に行くのは難しい。
だから、Hawai'iに行ったら思い切りやりたい!と思ってました。
が、、、
旅の序盤はハリケーンで全く海に行けなかった。
でも、終盤にかけて2回 できました。
みんなで海に入るって、すごく楽しいです。
ただ・・・
普段わたしは自分の年齢を気にすることは無いのですが、今回、、、、
はしゃぎ過すぎてパドルしてる時に背中を反りすぎて、肋骨2本、ひびが。
一本は少し前に自転車で転けた時の治りかけの骨。もう1本はそれをかばって反りすぎてボキッ
肋骨は何度か怪我したことあるので感覚でわかります。押したり息を吸うと結構痛いです…。
このビデオからもお分かりになる様に、
痛みに耐えながらのぐらついた弱々しいパドル。。。
ほんの2、3年前にはこんな事無かったのにな。
骨密度高いとか何とか言われたってこの程度でヒビかぁ、と。
いくらデータで骨の健康が良い結果が出たって、身体は全体!です。骨だけが丈夫でも筋肉がしなやかに動いて無ければ無意識に無理な姿勢をとってしまう。
あ〜ぁ、歳をとるって、楽しいことがどんどん減るって事なのかなぁ、と、久々に落ち込んでみたりしました。
しかし、
序盤のハリケーン騒ぎといい、自分の加齢といい、全ては自然の流れ。
今回は本当に危険や無理の無い、慰安旅行!的な笑いたっぷりの楽しい旅でしたが、その中には「諦める」という事柄がいくつか出てきました。
私は、これまで、今もそうですが、「諦める」ということをしないで生きて来ました。どうにかこうにかして自分の思い通りにやって来たのです。
こんなエピソードも…。
20代の頃訪れたオーストラリアでもハリケーンが来てしまいました。ケアンズの街はどこもクローズ。
しかし私たちは翌日ボートに乗ってシュノーケリングへ行く予定でした。
周りは、「明日はもう無理だよね」、と、諦めモード。でも私は諦めたら終わりだと思ってそこに同調しませんでした。
せっかくお金を貯めてここまで来て、しかもチャンスは明日1日だけ。
ホテルのベランダに出て「雲よ去れ、太陽よ出ろ」…と、何度も何度も空に向かって念じていました。
同行の人たちは「バカだねぇ…」と部屋で笑っていましたが。
「念じると念じないでは必ず結果が変わるから」と言って、本当に1時間空に向かって念じ続けました。
すると・・・
朝起きると晴天!。風までやんでいる。
なんとボートも出航することに。
その時、「スゲーーーー!!!奇跡だ!!!」と周りから喜ばれました。
が、
これは単なる偶然に過ぎない事くらい私にも分かってます。(って言いつつも実は偶然だけではないことも)
それは単に、私が諦められない気持ちが普通の何倍も強いから、何かしないではいられないのです。
だから、空に向かって念じるという行為を取っていたのです。
今回のHawai'iのハリケーンにも、こっちに来るな、それろ、それろ、と、強く思ってはいたけど・・・
ベランダで1時間念じる気力も体力も無い自分に気付きました。もう、ハリケーン来るなら来れば…的に、諦めた方が自分が楽なのです。
こうして若い時は、強い信念…みたいなものを常に持ち続けて、自分の欲しい未来をガツガツと、ほとんど夢見たものは全て手に入れて来たと思います。もちろん途中で想像を絶する痛い目にも沢山合いつつ。
こういう経験は、「夢は強く念じてれば叶う」という持論へと繋がっていきました。
が、、、、、、、
私も来年、五十路、です。
若い人たちには強い信念を持つ!ことを勧めても、もうこの歳になったら全てを自然の流れに任せて、時に「諦める」ということも受け入れることは悪くない。むしろ精神がニュートラルになれるんじゃないのかなと思う様になりました。
Surfingも、もう、これ以上努力しても上手くなんてなりません。そして、上手くなったところで別にそこで、ぐんと広がる世界はもう、今の私には殆ど無いと思います。
だから、純粋に楽しければそれで良いんだろうな、板の上に綺麗に立てなくても、「波乗り」は、波乗りです。
諦める…という言葉はどこか寂しさを感じるかも知れませんが、もう、昔とは違うんだ、ということを知って無理をしないということです。
カッコいいことはもう、自分より若い人たちにやってもらって、
私は、自然が起こす風と歩調を合わせて、
波に乗るのではなく、
波に気持ちよく流される、
その気持ち良さを味わえばいいんだな〜〜〜
って、思う様になりました。
ちなみに…
「それろ!それろ」と強く思っていたら、、、
一応Hawai'iのハリケーンもオアフ島は直撃を免れ、それてくれました。
被害や事故も無く、無事過ごせて感謝しています!。
me ke aloha!