目からウロコの異文化交流

目からウロコの異文化交流

―日本語教師のつれづれ日記―

私は日本語教師として日々外国人の生徒さんに接していますが、そのやりとりの中で驚き、いろいろなことを発見しています。




あるとき気づきました。

異文化はなにも外国に限らず、日常生活のさまざまな場面で遭遇すると。


地域、世代、性別、業種などによって考え方や常識が違うことが多々あります。


これはある種の異文化ではないでしょうか。




芸能界、政治、ご近所から世界の国々まで、ありとあらゆる異文化を発見し、一緒におもしろがりましょうビックリマーク


ときにはツッコミをいれながらニコニコ


にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村

一昨日ほど目黒区民で良かったと思った日はありません。

 

10月の目黒区報こんな記事を見つけたのです。

全日本フィギュアスケート選手権大会の翌日に開催されるエキシビジョンに無料で招待します。

 

場所は国立代々木第一体育館、我が家から遠くない。

かねてよりフィギュアスケートを生で観たいと思っていたし、これは夫と二人分申し込むしかないっしょ。

 

先着100名だから申込受付時間より少し早目に、スマホでログインのスタンバイ。

1回目のコロナワクチン接種のときに同じことをしたけれど、問い合わせが殺到したせいで予約できなかった苦い記憶がよみがえりました。

 

でも、今回はすんなり予約できましたニコニコ

自転車で行ける距離ですが、帰りが辛くなるのでバスを乗り継いで行きます。

 

代々木第一体育館の原宿口に「オールジャパンメダリスト・オン・アイス 2025」の大きな看板。

 

残念ながら、りくりゅうペアが棄権になってしまいましたね。

ミラノ・コルティナ五輪の本番では万全の状態で頑張ってほしい。

 

おお、分かりやすいなぁ!!

テントにはすでに行列ができていました。

 

他の区のテントもあると思いきや、これが目黒区だけ。

聞けば、今年限定のようで来年あるとは限らないとのこと。

つくづく私たちはラッキーだわ。

 

この日が楽しみで楽しみで、このワクワク感は久しぶり。

なんせ生まれて初めて観るのだから。

 

寒さ対策は必須です。

どんな服装で観戦すべきか、録画した試合の映像をチェックしたりググったりウインク

 

ダウンにセーター、お腹と背中に使い捨てカイロ、ズボンの下にはヒートテック、ネックウォーマーに手袋と完全武装爆笑

アウトドア用のクッションと膝掛け、ポットに入れた熱いコーヒーとお菓子も持参。

全て、正解でした合格

 

選手の名前が書かれたプレゼントBOXがずらり。

 

おお、よく見れば10000円の席じゃないの叫び

ありがたや、ありがたや。

 

入場時にスポンサーからスープをいただきました。

タダで来てるのに、何だか申し訳ないような。

右上矢印つくづく貧乏性爆笑

 

初めて見る競技用スケートリンクは思ったより小さいと感じました。

前日まで続いた全日本選手権でいい成績を治めたスケーターのみが出られるショーです。

 

選手たちは全力で闘った競技のプレッシャーから解き放たれ、ショーに出演できる喜びでいっぱいでしょう。

けれども疲れ切っていることも事実。

 

ジャンプやスピンじゃなくて普通に滑っているときにコケるという競技中にはあり得ないことも起こります。

選手たちはきっと満身創痍だろうと慮り、私たちは温かく見守ります。

 

一部が終わって、製氷車が荒れたリンクを整えます。

 

二部ではミラノ・コルティナ冬季オリンピックへの出場を決めた選手たちが登場。

選手は演技を終えた後、アンコールに応えてSPかフリーの一部を滑ります。

 

そのショートアンコールで坂本花織選手が鍵山優真選手を連れて出て来てきました。

坂本選手のSP「Time to say goodbye」のステップを鍵山選手が共に滑るというサプライズ。

 

見応えがあって素敵でした。

なんせ二人とも今回の全日本の優勝者なんだから。

 

当日のリハーサルなしで、ぶっつけ本番だったそう。

鍵山選手の「レベル4が取れたか心配」というコメントがイケてました。

 

出演者が全員登場するグランドフィナーレのみ撮影が許されています。

 

このドサクサに紛れて(?)なんとペアで優勝した男子森口澄士選手が中田璃士選手を投げ上げたんです。

そして中田選手がスロージャンプで回転して見事に着氷。

これにはあっと驚き、大喝采。

 

後で録画をチェックしたけれど、この場面は映ってませんでした。

男子が男子を投げるっていう面白い映像だったのにな。

 

みんなほんとに楽しそう。

 
初めて生で観たフィギュアスケートは臨場感たっぷり。
スケート靴が氷を削る音が聞こえたとき、スピードを感じてちょっと感動。
 
ときに優雅に、ときに激しく舞う選手たち。
その演技と音楽と照明がシンクロして生み出す、夢のように華やかな世界でした。
 
本当にいいものを観せてもらいまいました。