≪俺≫



飾り棚の隣にある窓に映る自分の姿を見ながらタイとチーフの位置を微調整する。
視線を感じて瑠璃の方を見降ろすと、俺をじっと見つめる彼女の視線とまともにぶつかった。


俺「どうした?…どこか変か?」


瑠璃「ううん。凄く素敵だなって思って」


俺「惚れ直したか?」


瑠璃「もう…」


照れたように下を向きながら小さく笑う彼女の頭にそっと手を置いた。


「本日午後5時からという事です…」


「●●さんは大ファンという事で今日はずっと元気がありませんねぇ」


「いえ。もう…ファンとしてとても嬉しく思っております!おめでとうございます」


つけっぱなしテレビから二人の女子アナウンサーの笑い声が響いてきた。



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