医師と達也が出て行って病室に俺と瑠璃ちゃんが残された。


俺「瑠璃ちゃん、本当に大丈夫?」


瑠璃「大丈夫です。さっきよりもずっと気分が良いし…。寒気も無くなりましたから。直樹さんが暖めてくれたおかげです。ありがとう」


俺「…またありがとうって言われちゃったな」


瑠璃「そうですね。…ホント、直樹さんには、ありがとうばっかりになっちゃう」


俺「…」


瑠璃「直樹さん、今日のお仕事大丈夫なんですか?」


俺「うん。さっき事務所に電話したら今日の撮影は無くなったってさ」


瑠璃「そうですか…。良かった」


俺「そんなに具合悪いのに俺の仕事の心配までしてくれるの?」


瑠璃「だって…。私のせいで大事なお仕事に穴を開ける事になっちゃったら申し訳ないもん。…イケ兄 さんのイメージダウンになっちゃうでしょ?」


そう言って、いたずらっぽい表情を浮かべる瑠璃ちゃんは、まだ顔色は良く無いものの、目に力が戻ってきたように見えた。


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