ババァVS私の戦いのゴングがどこかで高らかに鳴った・・・。


「はぁ?!」

と言ったきり腕組みをして私はババァを睨んだ。


ババァ

「こ・れ!見て頂戴!」


勝ち誇ったような顔つきでババァは各フロアに設置してある給湯室内の流しの中の三角コーナーを指差した。

見るとタバコの吸い殻が捨ててある。吸い口には真っ赤な口紅がベッタリとついていた。


ババァ

「給湯室は禁煙って知らないの?!こんなところでタバコ吸うなんて非常識もいいとこよっ!いい加減にしなさいよねっ!!!」


さも私がこの吸いがらを捨てた張本人とでも言いたげなババァ。

ちなみに私はタバコは吸わない。プログラマー女子3人組も吸わない。吸うのは・・・女郎蜘蛛だけw

一瞬、女郎蜘蛛の名前を出したろかと思ったが、どう考えてもこの吸いがらは女郎蜘蛛ではない。彼女はこんな真っ赤な口紅は付けていないからだ。


私の憶測だけど、この吸殻は別フロアの女性の仕業だと思う。というのも時々トイレで全然知らない女性と遭遇する事があるからだ。大してセキュリティ厳しいビルではないので別フロアの人がトイレや給湯室を使うことは誰でも可能。下手したら外を歩いている通りがかりの人だって普通に入れちゃう。


ということで私は、


「私はタバコ吸いませんけど?!いい加減にしなさいってどういう意味ですかっ?」


と反論した。


ババァ

「アンタが吸ったかどうかなんて関係ないのよっ!ここに吸殻が捨ててあるのが非常識だって言ってるのよっ!」


「関係無いならいかにも私が吸いがら捨てた犯人みたいな言い方するのやめてくれません?!失礼じゃないですか!そっちこそいい加減にしなさいよっ!」


ババァ

「だから・・・。ここに吸殻を捨ててある事が非常識だって言ってるの!」


「それはさっきっから何回も聞いてます!私が言ってるのは事実確認もしないで最初っから私が犯人みたいな言い方してきた事について言ってんです!タバコを吸わない私に対していきなりいい加減にしなさいよ!なんて言ってきてどっちが非常識なのよ!」


ババァ

「・・・。いきなり犯人扱いしたことは悪いと思うけど・・・」


ババァが言い終わらないうちに


「ええ!もの凄く悪いですよ!!!失礼にもほどがありますよ!」


と、大声で言い放ったw


ババァは最初の勢いはどこへやらw一瞬言葉に詰まっていたwww

その隙をついて私はたたみかける。


「給湯室が禁煙な事くらい、私は百も承知してますし職場内にも周知してます!ちなみに言うと私の職場では喫煙する女性は1人しかいません。でも彼女はその吸い殻に付いているような真っ赤な口紅は付けていません。それに時々別フロアの女性がうちのフロアのトイレを使っているのを私は何度も見ています。はっきり言って別フロアの女性がここで喫煙して吸殻を捨てた可能性が高いですよ。それなのにいきなり私を怒鳴りつけるようなまねして・・・。失礼にもほどがありますよ!」


ババァ

「そう・・・。じゃあ別フロアの人かも知れないわね・・・。」


「ええそうです!今後一切私を犯人扱いするのはやめてください!超迷惑だわ!それにアンタ呼ばわりされる筋合いもありませんからっ!!!」


悔しそうに下を向くババァを残して私はズンズンと歩いて行った。

朝っぱらから一仕事終えた気分になったが、

ババァへのムカつきは仕事中にもなかなか消えなかった(;´Д`)



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