廻る香りの行く末は。 | mek&jirra

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天然原料でインセンス(お香)&お線香を一本一本手作りで制作しております。天然原料本来の素朴で味わい深い香りを日々探求しております。お線香は、昔からご先祖への食事と言われmek&jirraでは、生前の食事好みにあわせ、
甘味、辛味、酒とご用意しております。


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言葉は、僕を貫き
そして弧を描きながら
霞にきえる。
 
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久々の雑司ヶ谷手造り市

薄曇りの6月の空

最近の強い日差しに
少したじろいでましたが、
どうにか和らげてもらいました。

薄曇り様に感謝。

噂で五月がすごい人だったと
聞いていたので
今月はどうかな?
と不安がありましたが

多くの香りが旅立ちました。

皆様、感謝します。
ありがとうございます。



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お隣は、石に印を掘る
ご年配のご夫婦

たわいもない話のなかに
突き抜けるようなお話を
頂きました。


僕が今日の疑問を
お父さんにぶつけました。



「今日は、中国や台湾の方が多かったですね。


どうして彼等は
母国の文化でもある
印やお香を買うんですかね」と



印もお香も
素材は、中国から
来ているものが多く
文化自体もそもそも
中国のものなのだから。


お父さんは

「仏教から読みとれるように
インドから中国 そして日本。
 日本は、仏教の終着駅
そこから独自の文化をまた作る。

多分、そこに、彼等は一定の興味を
持つのではないか。」



仏教は、
その回りにある文化も引き連れ
日本に伝わり そして
日本の島国で廻り廻って
進化し続ける。



なるほど ガラパゴス。



独自に発展し続けるものに
祖国の中国の人も
面白がる事は、
とても腑に落ちる。


-るつぼ- 的な日本は、
やはり面白いし
もっと、面白いもの つくろう。



mek & jirra
丸山