さて先日から大きな壁と銘打った内容を綴っておりましたが、遂にその時が参りました。


それは某Jクラブのセレクションです。

今現在は別のJクラブのSPスクールや街クラブのスクールへ通っていますが、ガチなセレクションは初めてになります。

この夏休みはチーム合宿や招待大会で良い結果を残せたので、どれくらいやれるか楽しみでした。


そんな一次セレクションでは100名近くの参加者達。

当然知り合いがいる訳ではない中、周りでは友達同士で参加している選手も多数いて、独特な雰囲気に圧倒されてしまいました。

明らかに口数が減った息子…普段通りにやれ、黙らないで会話をしろ、球際激しく、等々の声掛けをしましたが、いまいち反応が鈍く…。


そのまま始まった一次セレクション。

基本的にミニゲーム主体で、息子は主にSBかCBでの出場でした。

やはりセレクションに来るだけあって、皆レベルが高いです。

序盤こそ対等に競り合っていましたが、徐々に一対一で圧倒され、途中から声も出なくなり、積極性が欠ける印象を与えてしまいました。

それでも体を投げ出してのシュートブロックや、SBの位置からの効果的なパスの配給等、所々では良いプレーもありましたが、何度もドリブルで仕掛けたりといった、絶対にセレクションに受かりたいという気迫が周りの選手に比べ、弱かった様に感じました。


息子は、無言で会場を後にしました。


後に届いた結果は、一次セレクション不合格。


今まで培った自信が一次セレクションで見事に崩された事で、しばらく泣き続けていました。


正直もう少しは通用するかなと思っておりましたが、本気で受かりたい選手との気持ちの部分で大きな開きがあり、悔しいですが納得の不合格です。


息子はまたセレクションを受けたいかは少し考えるとの事でした。

レベルの高い選手との明確な違いを理解できた事、またセレクションの雰囲気を経験できた事は良い経験になったようです。


もちろんサッカーは続けていきますが、しばらくは色々と考えさせたいと思います。


次回へ続く