さて本日は午後に息子と娘を連れて、近場の市営プールに連れて行きます。
普通に行けるものだと思っていましたが、ホームページを覗くと、何と予約制になっており焦りましたが、運良く1枠空いておりましたので2時間遊ばせてきます。
子供達はテンション上がり過ぎて大変です…。
そんなプールですが、私にとっては苦い記憶の一つでもあります。
実は私、水泳はベビースイミングから経験しており、小学校高学年まで続けておりました。
親の話によると極度の水嫌いだった様で、幼稚園までプールに入る事すら出来なかったとの事です…。
よく辛抱強く通わせたなと今では思いますが、高学年になると選手コースまで進む事が出来、そこそこ泳げる子供でした。
また、並行して4年生からはサッカーも始めたので、サッカーと水泳は楽しい時間でした。
…しかしその楽しい時間は長くは続かず、4年生からはプラスで塾通いが始まり、これが本当に辛かったです。
当時は受験ブーム?だったのか分かりませんが、クラスの3分の1が受験組だった記憶があります。
当然?私の親や祖父母もその流れに乗り、週何回か忘れましたが夜10〜11時近くまで塾通い、プラス家庭教師という日々が小学校卒業まで数年間続きました。
結果、好きだったサッカーや水泳の時間が削られ、週末も塾や模試だったりと本当に辛い記憶しかありません。
私は友達と一緒に地元の中学校に行きたかったのですが、当時は親の圧力?に抵抗出来ず、渋々受け入れざるを得ませんでした。
塾では今でいうパワハラ並に罵倒され、家でも結果について罵倒されの繰り返しで、本当に勉強が嫌いで仕方なくなりました。
そんな辛い環境下で、私は子供ながらにとった唯一の反抗は勉強しない事。
塾もただ行くだけで、出来の悪いグループとバカ話して帰るの繰り返し…。
結果、どうでもいい底辺私立の中高一貫校に入りました。
親は喜んでましたが、当時私は初めて、こいつらアホなんか、と感じた事を今でも記憶してます。
私立というブランドが欲しかっただけなんだと、残念な気持ちになりました。
20歳を過ぎた頃、一度だけ小学生時代の不満をぶつけた事があります。
親の反応はというと一言だけ、本当に申し訳なかった…、と。
今では親と良好な関係ですが、私が独身時代まではあまり話をする事は無かったでした。
当時は今の様に携帯の普及が進んでいなかったので、当然SNSの様なツールもなく、地元の友達とは小学校を最後に疎遠になり、今でも地元に友達はおりません。
但し決して、受験を否定している訳ではありません。
私も親になり受験をする事で、より子供を良い環境へ置きたい気持ちは十分理解できます。
ただそれが本当に子供の為になるのか、については十分に注意して、子供と会話をすべきだと思います。
もちろん子供から受験したいんだと言われれば話は別ですが、昔の私の様に親のエゴで子供が苦しむ事は絶対に避けるべきです。
何だか話がダラダラとなりましたが、プールに行くとそんな昔話を思い出したりします。
…ちなみに息子に、お前塾行って中学は私立行くか、と聞いたところ、行くわけないだろ!近くの中学校に友達と行って、強いクラブチームでサッカーするんだ!、との答えでした…。
想定通りの答えでしたが、今のところ、それでいいかなと私は思います。
息子はサッカーだけでなく、友達とも遊び、勉強も朝晩と一定時間以上は毎日取り組んでいます。
このまま順調に心身共に成長してもらえたら、全然OKです。
さてこれから準備をして、久々のプールを私も楽しみたいと思います!
次回へ続く