2018年夏の北海道旅行記です。

 

3日めは稚内市を離れ、なんと320キロ南下し、日本海沿いを札幌へと向かいます。

 

宗谷バスの特急わっかない号で、朝08時30分発で昼14時20分着です。遠いわ!

 

 

 

途中車中からも、さまざまな雄大な風景。

 

 

 

さて320キロの彼方を越えて、道都・札幌に到着しました。人口は190万以上を誇る、北海道唯一の政令指定都市です。

札幌に着いてすぐ目眩専門病院にかかりましたが、おそらく三半規管の異常だろう、とのこと。不思議なもので、生命の危機はないことがわかると、元気が出てくる。で、長崎・神戸と並び「新日本三大夜景」と言われる札幌・藻岩(もいわ)山の夜景を見に行きました。

 

市電「資生館小学校前」駅から「ロープウェイ入口」駅まで向かいます。

なんだかんだいって30分くらいかかりましたね。

 

市電の駅そばから、ロープウェイまでの無料のシャトルバスが出ています。(15分間隔くらい)

 

バスに乗って、「もいわ山ロープウェイ」乗り場まで連れてってもらいました。

 

 

もいわ山麓駅

ロープウェイ乗り場につきました。

ロープウェイは往復で1700円でした。

写真で見た感じ、かなり綺麗です。

もいわ山ロープウェイ」は2段式になっています。

まず山麓駅から中腹駅まで行きます。

まだまだ明るい。

 

 

次に中腹駅から展望台までミニケーブルカーで行きます。

 

 

 

 

 

 

 

展望台の鐘は恋人の聖地?かな。鐘を鳴らすと永遠の愛になるとか、ならないとか。

勝手にさらせや笑

 

帰りのロープウェイからの夜景も良かったですよ。行き来は面倒くさいけど、価値あるものでした。

 

 

締めは札幌ということで、すすきののラーメン屋さんで「札幌味玉味噌ラーメン」食いました。

 

 

一夜明けました。めまいも治ってはいませんが、とりあえず観光は強行して続けていきます。さてまずは札幌駅前を散策します。

 

札幌駅前は流石の大都会!巨大なビルが林立します。

 

JRタワービルは昔上ったことがあります。このビルは展望フロアがあって、夜景を展望出来るんですよね。

 

札幌駅前広場

駅前広場に、「氷雪の門」作者である彫刻家・本郷新による「牧歌」があります。北海道では、この人の彫刻を一番よく見かけますね。

 

 

 

 

札幌大通公園

雪祭りの舞台にもなる「札幌大通公園」も来てみました。

札幌テレビ塔が見えます。なんかエッフェル塔みたいで、カッコいいじゃない!

 

大通り公園にもあった!本郷新の「泉の像」です。

 

テレビ塔を背景に、撮影スポットになっています。

 

この後、小樽へと向かいます。

 

札幌から函館本線で50分くらい?久しぶりです。

車窓からは日本海が見えます。

 

 

JR小樽駅

さあ、いよいよ到着です。25年ぶりくらいかな!

 

駅舎はこんなだったか。記憶無し。

 

最近の小樽は榎本武揚で売ってるのかな?

榎本武揚というと、どうしても箱館戦争のイメージですが、戦後釈放されてからは北海道開拓に尽力し、小樽の開発も榎本の手によるところが大きいとか。

 

とりあえず小樽運河まで散策します。

中央通りを直進して、12分ほどです。

 

 

旧国鉄手宮線跡地

 

かつては石炭輸送に使われた路線の、廃線跡が現在もほぼ保存されており、一部は自由に散策できるよう綺麗に整備されています。

 

 

 

小樽運河

中央通りを散策すると、真っ直ぐ名物「小樽運河」に到着しました。

最初に来たのはまだ昭和で、堀江しのぶさんが亡くなった夏でした。当時、北海道のニュースでそれを知ったことを、今も強烈に覚えている。

 

 

 

旧石造倉庫群が並ぶ運河沿いを、クルーズ遊覧出来るっぽい。乗らなかったけど。

いかにも物流の拠点、商都として栄えた雰囲気ですね。欧州大戦バブルでわいた大正末に作られて栄えましたが、埠頭整備以降は廃れ、現在はレストランなどのお店として再利用されています。

 

 

 

幼少期を小樽で過ごした俳優の石原裕次郎の歌碑です。今は閉館してしまったそうですけど、石原裕次郎記念館が小樽にありましたよね。(行ったことなかったけど)

 

 

 

 

 

 

 

ガス灯がいい雰囲気で、夜にライトアップされたらいいんでしょうね!

ちなみに下の夜の画像は、観光協会のHPから拾ってきました。(午後から札幌に戻ってしまいましたので)

 

 

北一ベネツィア美術館

運河沿いを散策するうちに美術館があって、のぞいてみました。

 

1階はガラス製品などの陳列。ベネツィアらしいゴンドラもあったで。

 

 

有料となる2階にはダイアナ妃乗ったらしいゴンドラがあるとか。あと貴族のコスプレが出来るんだって。行かなかったけど。まあ正直安っぽい雰囲気のところでした。

何か運河=水の都=イタリア路線で、攻めてる街なんですかね?

 

後は適当に散策しました。ハイカラな街並みが続きます。

小樽オルゴール堂です。(入らなかったけど)

 

これもオルゴール堂かな。

 

ガラス製品、オルゴールなどが名産なようです。

どれも涼しげで良さそうな品ですね。

 

 

 

 

 

小樽のもう一つの顔は、かつて「北のウォール街」と呼ばれた金融の拠点であったことです。

 

旧第一銀行小樽支店です。

 

旧三井銀行小樽支店です。

 

 

 

大正時代末には、小樽は道内最大で20箇所ほどの金融拠点がありました。(札幌でさえその半分だった)

 

日銀小樽支店、三井銀行、安田銀行、第一銀行、拓銀、道銀をはじめとする銀行建築。三井物産、三菱商事などの商社など、北海道一の経済繁栄を誇っていました。

 

 

旧日銀小樽支店(金融資料館)

 

1912年に辰野金吾(東京駅などを設計)らの設計により竣工しました。

 

2002年に札幌支店に統合という形で、銀行としての使命を終え、現在は金融資料館として、無料で見学出来ます。

 

 

 

日銀の歴史や、お金や金融の働きについて学ぶことが出来ました。

 

 

昔のお札の色々。懐かしいのもあります。

 

 

 

 

偽札の発見方法、色々あるんだなあ!透かしは知ってたけど。

 

 

マイクロ文字がものすごく小さく印字されてるんですね。

 

 

これは偽札では再現不可能だとか。

 

災害などで損傷したお札がどこまで再利用出来るか!

これなら全額交換できるそうです。

 

半額交換なら可能。

 

これだともはや失効。

など色々あるみたい。

 

金庫でけえ。

 

インフレ、デフレ時に日銀は金融政策を行います。

 

 

ちなみにこれは1000億円分らしいです。

 

1億円は手で持てる。10キロくらい。

 

 

使えなくなったお金はシュレッダーされるらしいです。その紙屑の固まり。これで10億円分あるらしいですよ。

 

何とお土産コーナーで、お札の紙屑入りボールペン売ってたよ!

 

お土産の一番人気はお札のせんべいらしいです笑

日本橋の貨幣博物館でも同様の展示を無料で見学することができます。ただし日本橋は撮影不可でした。