「眠れないほどおもしろい吾妻鏡」

徳川家康の座右の書でもある吾妻鏡。

これは北条氏による北条氏のための歴史書であるらしい。

ので北条氏の都合悪いところはカットされている!


印象深いところを3つ挙げます。


①みんな知っている源頼朝

死因は落馬説・糖尿病説・暗殺説いろいろある。

頼朝の死後10年後に鴨長明が「方丈記」でこんな歌を残している。


草も木も なびしき秋の露消えて むなしき苔を

払ふ山風


②北条政子

源頼朝とは駆け落ちしての結婚だったそう!

そんな北条政子一世一代の名演説では、

「頼朝公の恩は 山より高く 海より深い」と行い、

19万人の軍勢が集まり、京都の朝廷を倒し、承久の乱は幕を閉じたそうです。


③源実朝

3代将軍。歌人でも有名で最後は鶴岡八幡宮で暗殺されてしまった。


百人一首の

「世の中は 常にもがもな 渚こぐ 

 海士の小船の 綱手かなしも」


大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも吾妻鏡が紹介されていました。この吾妻鏡が超わかりやすく説明されているのがこの本です!

ぜひ読んでみてください☆


それでは「いってらしゃい!」