私は年間120冊以上本を読んでいますが、人生の中で一番読んでいる作家さんは、樺沢紫苑先生です。

樺沢紫苑先生の本と読んだ後は、

①    人生の楽しみが増える

②    楽しみを味わえる方法が分かる

③    充実した時間が増える

ということが実感できるのです。

 

しかも図解があり分かりやすいし、実践例があるので真似しやすいのです。

そんな樺沢紫苑先生の新著「これからの生き方図鑑」を購入。

 

この本を読んだ後、今までの私の人生を振り返り、

「これまでの人生間違っていなかった!」「充実してきた人生を歩んできた!」

そして「これからも今まで通りチャレンジしていこう!」と強く思えました。

 

印象に残ったところをあげていきます。

① これからは非日常的なことにチャレンジする!

「お遍路」

私は須藤元気さんの「幸福論」という本に感化され、四国お遍路にチャレンジしました。今まで38カ所まで歩いて廻りました。そのお遍路の中で様々な人と出会い、美味しい物を食べ、美しい日本や歴史、自然の壮大さを感じながら歩きました。特に印象に残っているのはお遍路の最大の山場12番目の焼山寺です。お遍路転がしと言われ5時間から6時間の山の中を歩かなければなりません。そしてその日は雪。歩いているとあるところから綺麗に雪が積もっており、自然の道なので膝までの雪をかき分けながら歩き、途中山の中で空海像がある場所があったときは、山の自然の音と空海像が一体化し、時が止まった感じがしました。

明らかにコンフォートゾーンを出た非日常なお遍路の旅です。

お遍路あと半分。人生においてまだやり残した感があるので楽しみながらチャレンジしていきたいと思っています。

  

「霞ヶ浦一周」

 昨年霞ヶ浦一周を自転車で巡る通称「かすいち」にチャレンジしました。

一周は90km。一日休みが取れたので、朝早くから土浦に行き、レンタサイクルで巡りました。途中寄り道をしながら走りながらしましたが、風がものすごく強い日で、50キロを走ったところで断念しました。でも挑戦したおかげで課題も見えてきて、次回は1泊2日で行おうと計画を立てています。実践しないと分からないことが見えてきました。

「できたぶん」を加点評価するという本に書かれていましたが、チャレンジして公開することはほとんど無いと思います。次回はまたアタックしたいと思います。

 

② これからは「説明力」を磨く

私は中学校の保健体育の教員をしています。樺沢紫苑先生の本は保健を勉強するのに最高の教材です。

私はスライドで説明することが多いですが、お医者さんはこう言っていますと、樺沢先生の本から引用していますとデータを見せると明らかに生徒の目が違います。中学生もお医者さんの言うことはきちっと聞きますし、説得力が上がります。

以前「休養と健康」の授業で「睡眠」について説明したことがありました。出所は樺沢先生や先生おすすめの西野精治先生の講演会や本を参考にしました。

結構やんちゃだった生徒が、「睡眠について学んだ。睡眠について全然知らないことが分かった。あきらかに睡眠不足だったことが原因でイライラしていた。これからは睡眠時間を大切に生きいていきたい」とノートに感想を書いてくれました。やんちゃだった生徒は性格にムラがあったのではなく、睡眠不足でイライラしていただけだったかもしれません。この授業からはイライラしなく学校生活を過ごしていた感じがします。

授業の内容の授業はこの本を参考にしています。私が言っているのでなく、お医者さんや大学教授が言っているのですと伝えると説得力が上がります。

授業者としてこのような感想を書いてくれ少しでも実践し、人生にプラスになればこんな嬉しいことはありません。

本の中で

① 結論を最初に言う。②短い言葉で ③数値で説明する ④権威を利用する

とありましたが、まさしく良い授業・わかりやすい授業をするには、①~④は特に大事だと思います。

私自身もこれからもほんとたくさん読み、良い授業をできるようにしていきたいと思います。

 

③ これからは、雑談を大事にする・1対1面談の時間をつくる

私は部活動指導をしています。昨年からコーチング心理学を学び、個人面談をすることにしました。

それまでは悪い行動すると、すぐに怒って指導するという図式でしたが、1対1で話すようにしました。

「今の行動は10点中何点だと思う?」「その点数をちょっと上げるにはどう行動したらいいと思う?」など

話すようにしました。そうすることで選手自身が気づき反省し、行動するようになってきました。

自分で口に出して言うわけですから、自分自身に嘘をつくのは、人に言われて行動するより、実践力が上がります。

「大会の目標は?」「大会で活躍しているイメージは?」「イメージ通り活躍するには、これからどう練習していく?」など選手がほとんどしゃべり、監督の私は聴いているだけです。

この個人面談をしてから選手自身で自ら行動するようになって気がします。練習をすることよりもまず個人面談を行い、方向性を確認することや、自ら宣言してもらうことで、時間の使い方・内容が濃くなりました。

おかげでこれまで我が校の部活は区大会で勝てませんでしたが、個人面談を始めてから区大会5大会連続で3位となりました。結果もついてきましたが、それよりも部活動をやってよかった、楽しいと思えている気がします。

楽しい → 自分自身で行動する(練習する) → 強くなる 

という図式が出てきました。

これからも雑談・個人面談、コミュニケーションを大事にしていきます。

 

 この本を通して

自分の人生間違っていなかった!そしてこれからもチャレンジしていこうと強く思える本でした。自尊心が爆上がりの本です!

 是非みなさん 樺沢紫苑先生の「これからの生き方図鑑」を読んでみてください。

一度きりの人生楽しみましょう!☆5つです!