クラシックの演奏会に行って周りを見回すと、高齢のお客さんばかりであることに愕然とする。
高齢の人たちは自由になるおカネと時間があるけれど、若者はそれがない、という説もあるけれど、そんなことは真の理由ではないと思う。
今の若い世代は昔に比べればむしろ残業は減っていると思うし、自由になるおカネがないわけでもないと思う。
単にクラシックに興味を持つ人が減ってしまった、興味はあってもおカネと時間を掛ける対象としての演奏会に魅力を感じなくなったと考えるのが自然だと思う。
自分は60代後半だが、音楽家さんや音楽事務所さんにぜひお願いしたいのは、中高年が現時点での大事なお客さんだからと言って、その世代の人達が喜ぶ企画ばかりやらないで欲しいのだ。
当面それで席が埋まるかもしれないが、将来クラシックが絶滅することが確定してしまうではないか。。
学生優待料金を設定したり、お寺や学校、ライブハウスやサロンを会場にしたり、というような表面的なことでだけはなく、これまでのクラシックのやり方を「ぶっ壊す」というくらいの大胆な取り組みが必要なのではないか?
伝統を守ったクオリティの低い企画と、伝統から離れているけれど斬新でクオリティの高い企画があったら、絶対に後者に若者は関心を持つに決まっている。
歴史を振り返っても、古いものに固執したものは滅び、新しい潮流が生き残るのだから。
今日はここまで。