今は昔、2017年頃

私は抗がん剤でハゲてたので

金髪ウィッグをかぶったりしていた…。

  今は2024年。

金髪ウィッグは、とうの昔に捨てた。

 

図書館にて

ところで、私は、図書館に隔週で通う

ヘビーユーザーである本


図書館というのは、意外な知り合いと

意外とバッタリ会う場所であるが…


先日、うっかりバッタリしたのは

隣の家に住むお爺さん

柿沼さん(仮名)である。


アパートの隣の部屋ではなく

アパート自体の隣の家が柿沼さん家家


アパートの階段の位置と

柿沼さん家のテラス席の位置の関係上

我々はお互いが意識せずとも

視界に入る関係にあるひらめき


とはいえ、以前、

梨と柿を交換した経験がある以外、

この老人とは特別な交流はないおじいちゃん

 

突然のドライブ

うっかりバッタリ会ったついでに

柿沼さんが帰りは車車で送ってくれる

というので

一緒に帰る羽目になったニヤニヤ

(私の往路は徒歩だったので)


図書館から家までは

車だと約10分車


途中で柿沼さんが業務スーパーに寄り

冷凍チャーハンを買う間、

私は、車内に放置されたので、

全体としては20分くらいかかった。


おばさんになっちゃって

突如、柿沼さんとトークする機会が

降って湧いてしまった…無気力


「おばさんになっちゃって」

と、唐突に柿沼さんに言われた。


まぁまぁ失礼な発言だと思うが…汗


私は現在41歳ではあるが、

70代後半の柿沼さんから見て

そんなにおばさんになのだろうか…



「前は金髪に染めてたじゃない?!」


なんと、柿沼氏は7年前の話をしてるひらめき

正確には染めてたわけではなく、

ウィッグだけど、

わざわざ訂正はしなかった。


「今は、もう染めてないしさぁ…」

「ただのおばさんになっちゃって…」 


なるほど…あんぐり

金髪ウィッグ時代と比べて、

私はただのおばさんになったそうだ…

 

でも、まぁまぁ失礼な発言かと…


どうやら柿沼さんは、

金髪の私を気に入ってたようだ…指差し


だから悪気はなく、

思ったことを口に出した結果、

私は「おばさんになった」らしい。


どうもすみませんね…

ただのおばさんで……


もちろん私も

自分がおばさんになってる自覚が

なくもないが…知らんぷり


柿沼さんは、現在は、

独居老人であり、

歴史小説(池波正太郎など)を好み

晩酌を嗜み、

豚肉を小分けにして冷凍しており

カレーの具はネギカレー

という情報が入手できたキメてる


何の役に立つのか

わからない情報ばかりだ…ちょっと不満