楽しい
面白い
おいしい
かわいい
かわいそう
悲しい
寂しい
感情について
昔からあまり感じられてない気がしてた。
私の気合いの問題だと思ってたけど、
もしかしたら、違うかもしれない
と、最近、思ってきた。
つまり、私が楽しめないのは
「楽しもうという気持ちが足りない」
「楽しい部分を探す努力が足りない」
的な、自分のやる気のなさ…
だと思ってきたけど…
そうではないかも
いつから、感情ない感じだったかな…
思い出せる一番古いエピソードは
小学1年生の時
エピソード① せんせいあのね
「せんせいあのね、」で始まる作文で、
文字数を稼げなかった。
せんせいあのね、きょうはあきちゃんと
こうえんのブランコであそんだよ。
要求されてる文字数に足りずに
毎度苦戦していたんだ
そこで、友達の文をリサーチしたところ
「たのしかったです。」とか
「おもしろかったです」とか
作文の後半に足してることを発見した
1年生の時は、楽しいと思ってないのに
楽しいという嘘がつけなかったけど…
2年生になる頃には「楽しかったです」
を多用する技を身に着けた。
要は、感情の表現は、感情ありきでなく
テクニックによって文字化された。
エピソード②
「泣いた赤鬼は、なんで泣いたのか」
小3くらいの時、道徳の授業で、
こんな課題が出た。
クラスメートの様子を見る限り、
難しい課題ではない雰囲気なんだけど…
私はすっごいすっごい考えて考えたけど
全然全然分からなくって、
私が泣きたくなってたけど、
泣いた赤鬼の気持ちは、分からない。
一応、「楽しい」「悲しい」といった
感情そのものが全くないわけでなく、
たまに、たまーーーーーに、ある。
たまーーーーに過ぎるので、
他の人に比べて、著しく少ないと思う。
例えば「おいしい」は、1年以下の頻度。
「閾値が低いのかな」というのが
私の推論したところ。
つまり、
一般に多くの人が10ptで楽しいところ、
私は100ptの楽しさがないと楽しくない…
みたいな、
「楽しさの基準が厳し過ぎる」説。
ところが
最近、失感情症(アレキシサイミア)
という概念に出会った。
というか、心理学を勉強してた時に
概念としては知ったんだけど、
字面でしか理解してなかったので…
あらためて勉強したところ、
失感情症の特徴は、こんな感じ
①自分の感情を「どんな感情か」を言葉で表したり、情動によって起こる感情と身体の感覚とを区別したりすんのが難しい
②他者に言葉で自分の感情を示すのが難しい
③想像力に限界がある
④自分の内面よりも、刺激的な外的な事実へ関心が向かいがち
なんか、当てはまってる気がする。
「感情がない」んじゃなくて、
「感情が分からない」ということらしい。
感情が分からない…ね。
そんな感じする……
感情の方向性は、ぼんやり分かるけど
日本語(ないし他の言語)で
それを表現する術がない感じ…
長くなったので、
今日はこの辺で