私の釣り歴③ ハードルアーオンリー時代〜ブログ時代へ | メイユーの福岡水遊び 2nd

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福岡在住。バス釣り歴25年。ソルトもするようになったアングラーです。

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qこんにちは。


今日は自分の釣り歴を振り返る企画のパート3です。これで最後です。
長いよ、と言われそうですが、まあ半分ぐらいは自分のために纏めているのもあるので…ご容赦ください。
毎回ちゃんと読んでいただいている数名?(笑)の方には感謝ですm(._.)m




まず、①と②はこちらをご覧ください。









さて、
それでは続きにいきたいと思います。



ダウンショットの釣りを覚え、ルアーでもバスが釣れるようになった私は、更にバス釣りにハマっていきました。


部活のない土日は、ほぼ100%釣りに出かけていたと思います。
雑誌で知識をつけて、ルアーを少しずつ買い揃えて。
各種ハードルアーやラバージグなどでもある程度釣れるようになってきました。


ついに中二の時には、本格的なベイトリールが欲しくなって、初めて買ったベイトリールであるバスライズをやめ、当時新発売だった00メタニウムmg(初代メタマグ)に買い換えました。
当時はこのマグネシウムボディによる軽量化、自重190gというのが画期的で。
ご存知のように前身のメタニウムXT(銀メタ)も飛距離では負けないぐらい良いリールでした。
ちょうど同じ頃にダイワのTD-Zが出てきて、軽さ合戦みたいになって。こちらも歴史的名機というべき性能を持ったリールでしたよね。
今でも総帥はじめ使っている玄人さんもいるぐらいですし。


ジムに憧れていた私は、この頃からリールはシマノと決めていたので、TDシリーズは選択肢になかったです。軽さではダイワが一歩リードしてましたけどね。
ジムは置いといても、シマノの剛性感が大好きなんですね〜今でも。
なんかもう、釣りを始めた時からシマノだから変えられないんです。遺伝子みたいなものでしょうか(笑)
釣りを始めた時から遠心だから、マグがどうしても違和感があって。
アブはピーキーすぎて使いこなせませんでした(^_^;)
腕の問題もありますね。
SVスプール辺りからダイワも使いたいな、とか考え始めてまた5年ぐらい経ったので、やっぱりこのままシマノな気がします。
最近のCI4なんかは軽すぎて剛性感も減ったので、個人的にはちょっと落ち着かない感はありますが。


…また話が逸れました。
で、00メタニウムmgを買ったんです。
17年経った今、まだ00メタニウムmgレフトを使ってるとは想像もしませんでした(笑)
まあそれだけ大好きなリールなんです。
この中二で買った右巻きの1号機は、大学時代の車上荒らしで消えましたから…今使ってる左巻きは2号機なんです。
たぶん人生で一番バスを釣ったリールがこの00メタマグですね、私の場合。


当時このリールを使い始めたことで、更に釣果は増えました。
初代アンタレスや銀メタの次ぐらいに飛びましたし、巻いても撃っても最高なフィーリングでした。
6.3というギア比も、今でこそローギアな部類ですが、当時ならそこそこハイギアです。ピッチングなんかで使うプロが多かったですね。田辺さんも当時は巻きにはカルカッタ、フリップにはメタマグでした。
当時まだシマノだったモリゾーさんも、このリールを愛用してたはずです。



そしてこのメタニウムを導入したのと同時期に、岐路になるルアーと出会います。



それは、こちら。




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ノリーズのラトリンジェッター(旧型)です。
これは数年前にエグって保管してある個体です。マットになる前のツヤのあるホットタイガーです。


当時、全く同じカラーのやつをたまたまホームダムで落ちてたのを拾ったんです。
使うのも初めてで、バイブレーション自体ほとんど使ったことがなくて。
こんなんで釣れるんかなあ?ぐらいで、テキトーに投げて巻いてたんです。
水深1〜1.5mぐらいのシャローフラットエリアですね。
季節は晩秋の11月でした。



そしたら…
いきなり30後半ぐらいのバスが釣れて。
そこから立て続けに35〜42ぐらいまでのバスが6匹連続で釣れたんです!
1時間ないぐらいの間に。
こんな爆釣は生まれて初めてでしたから、めちゃくちゃ楽しくて興奮しました。
バイブレーションってこんなに釣れるん?!ラトリンジェッターってこんなに釣れるん?!面白すぎる〜
ってな具合に。


そこからはもう、巻き物の虜。
特にバイブレーションはTDバイブやラトリンジェッターをローテして巻きまくり、毎回40アップをあげました。
クランクなども少しは釣れてましたが、まずはバイブでしたね。


あれだけハマっていたダウンショットの釣りをほぼやめて、冬以外はハードルアーの巻き巻きしかしなくなりました。


この時期に培った巻きの経験は、自分の中で今でも活きていると思います。まだまだ巻きが上手い人に比べれば全然ヘタですけどね(^_^;)
自分なりにはすごく意味のあることだったなと。


節目に出会ったラトリンジェッターというルアーと、TIFAノリーズ・田辺さんには感謝しています。
ちなみにラトリンジェッターというルアーは、年式によってかなり違いがあります。ご存知の方も多いかと。
ここで出てくるラトリンジェッターは、シール目のタイプで、ワンノッカーではない複合サウンドを出していた時代の個体です。
残念ながら、その後何度買い直してもその時のようなサウンドと釣果は再現できませんでした。
まさに当たりルアーだったのか…今でもよくわからないルアーのひとつです。
拾ったという経緯も含め、神様のプレゼントだったのかな、とか大袈裟に言ってみたりして(笑)


さて、そんなこんなで高校生になり、高校時代は釣りより部活(と、一応ちょっとは勉強。一応進学校なため)を真剣にやってましたから、さすがに釣行回数は減りました。
代わりに見出したのが、夜釣りという世界。
土日も練習とか試合とかでなかなか時間がないもんだから、夕方部活から帰ってきて地元の友達と21時ぐらいまで釣りをしたりしてました。
この頃はバイブもメインでしたが、夜釣りなのでクランクやトップなどサウンドや波動で寄せるようなルアーをメインに使って釣りました。
この時期に一番好きだったのは、エバーグリーンのコンバットクランクSSR。ここ数年ほとんど使っていないにも関わらず、生涯水揚げが数100匹に達している数少ないルアーです。
あとはスピードトラップ(今で言う旧型、軽いやつ)やベビーワンマイナス、スーパースプークジュニア、なんかもかなり釣れてました。
あとは2000年頃に大ブレイクした、ビッグバドの釣り。これはホームでも大活躍でした。
40アップが釣れない日はなく、特に夜釣りでは二投連続で45アップとか普通にありました。良い思い出です。


高校・大学が福岡市の西新にあって、通学路が博多駅だったので、当時博多駅の博多口からすぐの場所にあったフィッシングワールド博多駅前店(現在は移転・統合してキャスティング福岡店)に入り浸ってました(笑)
そこにはIさんという詳しい店員さんがいて…この方のおかげでアメリカンルアーの知識や、ライギョの知識なんかも飛躍的に増えました。
このフィッシングワールドで教えてもらった知識は数えきれないので、本当に良い出会いだったと思います^ ^
たぶん今は、当時の店員さんたちより自分のほうがバスオタクな気がしますが(^_^;)


この人の影響でライギョも始めて、ウィップラッシュファクトリーのフロッグにハマって釣りまくっていました。
これがバスにも効いたんですよね。Z.O.DとかX.O.Rとか。
当時のF.O.DやS.O.Dなんかは旧型と呼ばれ、今でも探してるマニアがいるとか。
確かに当時のものは着水音が甘く、首振りもしやすかった覚えがあります。


この時期はシーバスもやってました。
地元は海も近かったので。
ビギナーズラックでいきなりスズキクラス(81cm)が釣れて。一時期ハマりましたね。博多駅近くの御笠川ではよくビッグベイトシーバスをやってました。ライギョタックルで(笑)
なかなか変態的な高校生ですよね(^_^;)
今も釣れるのかな?当時はバス界にビッグベイトが出始めたぐらいでしたが、シーバスにもすごく効いたんですよ。ボラパターンで。


結局そんな感じでいろいろな魚種に手を出しつつも、なんだかんだで最もゲーム性が高く攻め方も豊富なバス釣りをメインにしていくようになります。
シーバスやライギョも楽しいけど、やはりバスのほうが好きでしたね。
無数のパターンから選択してハメるまでのプロセスがたまらなく好きでした。これは今もですね。



大学生になると、更に釣り三昧…かと思いきや、一時的に引退気味なほど釣りに行かなくなってしまいました。
御多分に洩れずというか…やはりバイトやサークル、あと恋愛とかでとにかく忙しくて。大学では勉強は最低限で社会経験を重視してましたね…(笑)
パチスロや麻雀など、ひととおりの遊びはやってました。あまりにもサボってジャスト単位で卒業したぐらいです。
あと洋服にハマっていたのもあって、しょっちゅう天神大名に行ってましたね。
19歳〜21歳までは人生で一番釣りから遠ざかってました。


21歳の時にブログを開始するまで、釣りはたまの暇つぶしみたいな位置付けにもなりかけていましたね。
今考えると、あそこでブログを始めてなかったら今ほどはバス釣りもやりこんでなかったかも…
あの辺りは私の転機だったんでしょうね。


ブログを始めてから今までの流れは以前軽く説明した通りでして。


10年間ハードルアーオンリーだった私も、北山湖の大会に参加するようになり、さすがにハードルアーオンリーでは勝負にならん、不利すぎるということで(^_^;)
ダウンショットの禁を解き、ソフトを再開するまでの間に生まれた新しい釣り方や、ネコリグ、ジグヘッドワッキー、スモラバなどもやってみて覚えていくようになります。


もともとダウンショットをやり込んでいた私はこの頃にはどのフィネスを使っても、だいたいどこでも安定して釣れるレベルにはなっていました。
スピニングタックルもそれなりの上位機種を買い揃え、巻きもフィネスもどちらが得意でどちらが苦手ということもなく、オールラウンダー的なバサーに仕上がっていきました。
ただ、ビッグベイトだけは今もこれからもやるつもりはないです。たぶん向いてないので中途半端はやめました。



そこから今に至るまでは、自分と同じ人種(私なんかよりもっとオタクで上級者だらけの)が集うGBIに入門させていただいたり。
ミドストやメタルバイブ、シャッド、クランキングなどの各種メソッドも磨いていきました。
全てを真似するわけではなく、自分流も織り交ぜたメソッドとして武器にできるようになってきたと思います。


その間、転勤の都合で鳥栖市〜佐賀市〜筑後市と転居したため、それぞれの釣り場に対応したスタイルで合わせて釣りができるようになりました。
ホームダムのような小規模リザーバー、筑後川支流のような小規模河川、筑後川本流のような大規模河川、佐賀野池、リザーバー、そして筑後地方クリーク。
大会では日指ダムや北山湖、あとは熊本の萩尾溜池、立岡池、江津湖など。
今はどこに入ってもすぐに適応できる自信がつきました。
あとは渓流ヤマメも始めたのがこの数年でのことです。



…さて。
最後はちょっと纏まりのない文章で読みにくかったかもしれません。
申し訳ありません(^_^;)


まとめると、ダウンショットオンリーから始まり、ハードオンリーを10年間通して鍛え、その後、転居やフィールドの都合に合わせてどこでも何でもやるオールラウンダーになった…のがメイユーというバサーです。


今後もどこに行ってもバス釣りをやめることはありませんし、どこに行っても適応して釣ってみせたいと思います。
今後とも、ブログのほうもよろしくお願い致します。


長々と読んでいただいた方、ありがとうございました!m(._.)m