冷え性でお話した水滞タイプの人生の後半生には何が起きるか。
歳をとってくると水滞タイプには腎陽虚(じんようきょ)、つまり腎の陽エネルギー不足が起きるんじゃ。
そうなると下半身の冷えが悪化し、排尿困難、慢性心不全、腎不全が起きる。
また前立腺、卵巣の問題、胃の問題も起きる。
水滞タイプも青い高血圧になることがあり、足腰のだるさ、むくみなどが強く出る。
水滞タイプは水の代謝の気化作用が上手くいかないので、排尿困難やむくみ、軟便、食欲不振、精力減退、不妊が起こり、呼吸の力も低下してくる。
そんな時に使われる漢方が
真武湯(しんぶとう)
八味丸(はちみがん)
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
人参湯
五苓散(ごれいさん)
などがある
水滞は、陰でも血よりも水に問題があるタイプだ。