フォンテーヌブロー城、バルビゾン村



さて、週末になったので少し遠出をすることに。本当はモネの家があるジヴェルニーへ以降と思ったのですが、直前に駅へ行くと当日パリへ帰ってくる列車が無いとの事で、急遽行き先変更し、フォンテーヌブロー(Fontainebleau)へ行ことに。
もともとは訪れる予定の無かった町でしたが、パリに来てからフォンテーヌブロー出身のマダムと知り合ったことや、地球の歩き方に乗っていたのもあり、行くことにしました。

リヨン駅からSNCF列車でおよそ40分ほどでフォンテーヌブロー・アボン(Fontainebleau-Avon)駅へ向かいます。
パリの列車ですが、出発するぎりぎりまで出発するホームがわかりません。笑時間になるとこのように掲示板に表示され、ここで確認します。



フォンテーヌブロー・アボン駅からはバスに乗り、いよいよフォンテーヌブロー城に到着です。到着時は雨天でした。

入り口に入るとまずナポレオン一家の肖像画があります。

私も後から知ったのですが、このフォンテーヌブロー城はナポレオンお気に入りのお城だったらしく、ナポレオンの所有物が思ったよりも展示されていました。


ジョゼフィーヌとナポレオンの肖像画。ジョゼフィーヌって、やはりナポレオンの愛しただけあって美しい女性だったのでしょうね。

 


ナポレオンが使っていた食器です。

ナポレオンの式典参加用の礼服です。
ナポレオンが戦争に行く際に張るテントの中の様子の再現です。
お城を出ると庭があり、少し散策しました。フォンテーヌブロー城は3時間ほどあれば回れると思います。


そして次にバルビゾン村へ向かうことにしました。お城から直接はいけないので、一旦フォンテーヌブロー・アボン駅へ戻ることに。駅にタクシーが留まっていたので早速乗り込んでバルビゾン村のミレー美術館へお願いしました。ここで少しトラブルが!笑タクシーに乗ってから、いくらか尋ねると、「35€、いややっぱり40€!」といわれました。明らかにおかしい!事前におよその値段をグーグル調べたら18€と書いてあったし、メーターもまわってない。「今すぐおろしてください、20€以上は払えません。」と伝えると、あっさり20€でOKとの返事が。笑


今思うと危ないのですが、そのままその車でミレー美術館へ。

美術館自体はそれほど大きくなく、着くと館長のような人が、ツアー形式で訪問者に絵の説明をしてくれました。フランス語だったのであまりよくわからなかったのですが、日本語のパンフレットもあったのでそれを参考に話を聞いていました。

ツアーが終わると、さっきの説明でわかりにくいところがあったらいつでも聞いてくれて良いよ、といわれ、大変親切にして頂きました。日本から来たと伝えると、館長も仕事でミレーの作品を鑑賞するため、山梨県立美術館を訪れたことがあるらしいです。また、来るときに白タクに遭遇したことを伝えると近くのバス停の場所と時刻表も教えてくれました。バルビゾン村から無事帰ってこれたのはこの館長のおかげといっても過言ではありません!笑
美術館も良かったのですが、バルビゾン村は所々にお花があって、町並みがとても綺麗でした。
その後近くのバルビゾン派美術館へ寄り、無事最終のバスで駅まで向かいました。
リヨン駅到着後、レストラン、ル・トラン・ブルーで夕食をとることに。レストランはなかなか一人では入り辛いのですが、駅構内にあるし、比較的入りやすいだろうと思い切って入りました。私が訪れたときは工事中でした。


しかし入ってみると一人なのは私だけでした。笑レストランの中はまるで美術館のようで、外の駅とは別世界です。

料理の写真です。メインはポテトのグラタンとラム肉です。
デザートはイチゴのケーキでした。


久々にこんな豪華な食事ができて一日の疲れも吹っ飛びました。笑とても忙しい一日となりました。
次回は休日二日目のことを書きたいと思います。