算命学 x 帝王学 であなたの運命を導く
命運鑑定士 龍姫(RyuHi) と申します🐉
こちらでは、古来中国の秘伝の学術と云われる
"算命学" について解説しています。
算命学の基礎となる「陰陽五行説」について、以前の記事で紹介しました。
陰陽のバランスが取れていると調和が生まれますが、どちらかに偏ると問題や不調が生じるとされています。
今回は、陰陽を具体例を交えながら詳しく解説し、日常生活や算命学における応用について解説します。
陰陽の基本概念
陰陽は、簡単に言うと「相対するもの」です。
陰は冷たさ、暗さ、受動的な性質を持ち、
陽は暖かさ、明るさ、能動的な性質を表します。
どちらも片方だけでは存在できず、お互いに補い合い、バランスを取っています。
例えば、昼と夜、男性と女性、太陽と月など、自然界のあらゆるものに陰陽の法則が見られます。
陰の具体例:
夜(暗い、静か)
冬(寒い、閉じたエネルギー)
水(静的で形がない)
月(反射する光、柔らかい)
陽の具体例:
昼(明るい、活動的)
夏(暑い、エネルギーが拡散する)
火(動的で形を持つ)
太陽(自ら光を放つ、強い)
これらの例を見れば分かるように、陰は静けさや受容性、陽は活発さや放射性を示します。
このように、陰陽は決して対立するものではなく、お互いが依存し合って成り立っています。
陰陽のバランスと日常生活
日常生活においても、陰陽のバランスが非常に重要です。
例えば、仕事において、陽の側面は積極的に行動し、目標を達成するエネルギーを示しますが、
これに対して陰の側面は、休息やリフレクション、内省の時間です。
もし陽ばかりが強くなりすぎると、疲労やストレスが蓄積し、最終的には病気や燃え尽き症候群になるかもしれません。
反対に、陰が強すぎると怠惰や無気力に陥り、物事が進展しなくなります。
例:仕事と休息
たとえば、ビジネスの世界で成功を収めたいと願うなら、陽のエネルギーで積極的に営業活動や企画の実行に取り組む必要があります。
しかし、陽だけではいつか限界がきます。
そのため、陰のエネルギーを意識して休息を取ったり、内省する時間を確保したりすることが、持続的な成功につながります。
例:人間関係
恋愛や人間関係でも陰陽は重要です。
陽のエネルギーが強い人は、リーダーシップを発揮し、人を引っ張る力がある一方で、
陰のエネルギーを持つ人は、受け入れたり、支えたりする力を持っています。
どちらかが強すぎると関係がうまくいかないことがあるので、お互いのエネルギーのバランスを理解し、尊重することが大切です。
算命学における陰陽の役割
算命学では、陰陽のバランスを個々の命式を通じて読み解くことができます。
例えば、日干支の「干」には陰陽があり、その人の性質や運勢に影響を与えます。
例:命式の陰陽バランス
ある人の日干支が「甲(きのえ)」の場合、これは「陽」の木性を持つことを意味します。
この人は、成長力や前向きなエネルギーが強く、リーダーシップを発揮しやすいタイプです。
しかし、バランスが取れていないと、他者を巻き込む過剰な行動や、計画性に欠ける無鉄砲さが現れることがあります。
そこで、陰の要素を取り入れることが大事です。
たとえば、落ち着いて内省し物事を深く考える時間を設けること、木の成長がさらに豊かになるようなサポートをします。
一方、日干支が「乙(きのと)」の場合、陰の木性を持ち、他者をサポートする力や柔軟性がある一方で、自己主張が弱くなりがちです。
このような場合は、陽のエネルギーを意識して自分の意見を表明したり、積極的に行動することがバランスを取り戻す鍵となります。
日常の選択や行動を陰陽の観点から見直し、足りないエネルギーを補うことで、あなた自身の成長や運勢の向上につながるでしょう。
算命学では、この陰陽のバランスを分析することで、あなたの命運を導き、最適な選択をサポートします。
今日からできる陰陽バランス調整
陰を補う
毎日のスケジュールに静かな時間を取り入れる。
瞑想や読書、内省する時間を確保することで、陰のエネルギーが整います。
陽を活かす
積極的に体を動かし、外に出て人と関わる。
特に朝の陽のエネルギーが強い時間に散歩や運動をすると、元気が湧いてくるでしょう。
陰陽のバランスは、算命学においても、人生においても欠かせない要素です。
陰と陽は常に相互作用し合い、適切にバランスを取ることで、運命を好転させることができます。
日々の生活や命式の中で、この陰陽を意識することで、あなたの人生は、より豊かで調和の取れたものとなるでしょう。
次回は、陰陽のバランスで運勢を好転させる方法:算命学の実践編です。お楽しみに♪